名前・ジン=トルマリン
年齢・30歳(？)
性別・気テルグマ♂
出身地・シアジィ国
一人称　俺・僕
二人称　君/呼び捨て・〜ちゃん

シアジィ国に住まう穏やかそうな見た目をした男性。性格もゆったりとしていて身長は高めだがゆるく喋る姿から威圧感はあまり感じられない。職業を訊かれると「んー自営業？」とゆるく笑うらしい。秘密主義。

その実は、シアジィ国の裏で脈々と続くマフィア「晴遠(せいおん)」の頭。シアジィ国が自国の水を他国への輸出品として広く扱うようになり国が潤い、治安がよくになるに連れて「晴遠」は追いやられてゆき、今では小さな組織となっている。

自国の水を無限の湧き水として扱う国王もそれを支持する国民も好きでない。国をひっくり返したい。

幼少期からじわじわと奪われてきた人間であり、だからこそ今現在の自分の居場所に執着がある。自分の庇護下にある構成員達には基本的には甘いしゆるい、しかし一線越えるとシビア。捨て子だったアリィの"困った癖"に参りつつ本当はそんなに参っていない。自由にやっていいよ、自分で尻拭いできる範囲でね。というスタンス。

胸に何かを抉り取られたような痕がある。

「トルマリンの言葉は知ってるかい？さあ、俺のトルマリンは何れに当てはまるんだろうね」
「アリィ、おいたをし過ぎちゃダメだよ」
「俺達はずっと虐げられてきた。許せるか？許せない。赦すのか？俺は赦さない。なら取り返そう、奪われてきた全部を」

▼関係者
育てた→アリィ
ボロボロになり路地裏で這いつくばっていたところを拾い育てた。道徳心を教え損なう。

▼胸の傷について
元々は身体に宝石を有していた。胸の中心に華やかな桃色をした大きな宝石。今はひきつった肉のみが残る胸元に確かにあったソレは、彼が奪われたモノのひとつである。