世界観

太古の昔、神々によって作られた世界という言い伝えがある。マフィアやギャングといった現実世界でも実在する組織や道具などの現実的な存在と、神や魔物、特殊な力を持つ人間といった非現実的な存在が混同した世界。
共通言語
世界を通して、「オル・ワース語」が使用される。文字はアルファベットと似ている。
はるか昔には、それぞれの国が独自の言語を使用していたという。今でも一部の国にはオル・ワース語とは別に、古代に使われていた言語が語り継がれており、一部の者は古代語での読み書き、会話ができる。
文明・道具
現実世界における「電話」「ラジオ」「テレビ」などは同様に存在する他、「能力統制情報管理協会トリニティ・クラウン」などの巨大組織や、各国の博識者によって現実世界よりも優れた近未来的な道具が開発されることもある。(ほとんど関係者にしか配布されず、一般的には知られていないことが多い)
国家一覧
ヴェルヌ
物語の最初の舞台。世界で最も文明が発展している国。首都は文明の首都ノイシュベルツ。
鉄や石造りの高層建造物が建ち並び、多くの国の人々が行き来する。
世界屈指の文明国ではあるものの、犯罪発生率も世界で最も高い。いくつものマフィアやギャングが乱立する他、チンピラまがいの者も多く存在するが、日々起こる犯罪に対し、警察官の数が少ないことも問題となっている。また、噂では警察の幹部が犯罪組織と関係しているとの黒い噂もある。
モデルは禁酒法時代のアメリカ。
本国の西の沖合いにはオズボーンファミリーが代々治める島、ブリタナが存在する。
ミュゼール
古くから王族ラインハルト家が治め、多くの貴族が住む華の国。首都は王都ティアヒルム。
国民の三分の一が貴族の一族で、華々しい歴史を持つ王国。貴族の中でも上級、中級、下級といった格付けがされており、王族と親しかったり、長い歴史のある一族が上級貴族とされる。王族や貴族の屋敷、城は世界でも屈指の芸術と呼ばれるほどの美しい建築物が多い。
貴族以外に通常の市民、貧民の階級が存在する。貧民の大半は豊かな暮らしをする貴族に恨みを持つ者も多く、裏町の酒場などで怪しい動きをしている。
モデルは19世紀前後のヨーロッパ。
ギレグド
世界一の軍事国家。首都は軍本部がある街グランシア。軍事政権国家であり、総司令官が国のトップをつとめる。かつてはバレリアスと体質者を巡って敵対関係にあり、その軍事力でを苦しめた。現在は友好関係を結んでいる。国全体で工場が多く、武器は勿論、魔導力装置などのあらゆる製品を生産しており、各国へ輸出している。
モデルはドイツ。
ロマーナ
海と芸術品を観光名所にしている国。首都は海岸沿いにある街キラル。世界でも美しい海と白い建物の街並みが有名で、世界で最も有名なロマーナ美術館があり、世界各国の古代の遺物や絵画などが収められている。
モデルはイタリア。
ローエル諸島
九つの島から成る連邦島国家。首都は存在しない。世界で一番のリゾート地として知られ、多くの人々がバカンスにやってくる常夏の島。一年を通して真夏の気候であり、貴族の別荘もいくつか存在する。
モデルはハワイやオーストラリアなどの海系の諸島。
ラーヌンクルス教国
世界的な宗教ヘルシオン教の聖地とされる宗教国家。首都は開祖の聖都フィリアーレ。国のトップはヘルシオン教のトップでもあり、「教皇」の称号を持つ。教皇の一族は「王族」の呼称で呼ばれ、他の王国と同じく、教皇の子供は「王子」「王女」と呼ばれる。
モデルはヴァチカン。
バレリアス
北の大国。首都は冬の首都フリージア。世界的に最も広大な国土を持ち、何かと謎の多い国。一年中真冬の気候で降雪は日常的。かつてギレグドと戦争状態にあったが、現在は表向き友好的。だが、その裏では体質者を使った怪しげな研究をしているという噂がある。
モデルはロシア。
エイジア
千年の歴史を持つ大国。首都は皇帝の城がある街レイファン。バレリアスに継ぐ広い国土の大国であり、千年以上前に建国された古い文化を持つ。太古の昔から他国との争いにはけして参加せず、中立の存在を保っていた。国のトップは「皇帝」で、その一族もまた多大な権力を持つ。昔から装飾品、食品、魔術に関して独自の文化を持ち、クラウンとは深い繋がりを持つ国の一つ。
モデルはアジア諸国。
ノーランド
深い山々に囲まれた緑豊かな国。首都は巨大な湖ノーランド・レイクの畔にある街ビリジレイク。国を雄大な山々に囲まれてきた緑の国で、とにかく自然が豊か。人々も争いとは無縁なのどかな暮らしをしている。
アロ
赤い土の荒野が広がる国。首都は無く、いくつかの部族がそれぞれ集落を作って暮らしている。古くから部族達によって開拓され、独自の文化を持つ。部族の人々の中にはアロ固有の占いで未来を視る「呪い師」が存在し、部族の中心的人物となっている。現在では先代の「女神」ジャスミン・ハオを生み出した暁の部族が最も強い力を持っている。
ジャポン
ヴェルヌから見て東の海に浮かぶ島国。現実世界の明治時代の日本がモデルで、「明治時代初期から文明が進んでいないIFの日本」。そのため、現実の日本とは歴史や文化が異なり、首都は東ではなく、西の都キョウとなっている。
世界的な能力者の機関、能力統制情報管理協会トリニティ・クラウンの本部がある国であり、クラウンの影響力のため、世界でも安全な土地とされる。クラウンによって保護されたり、恩を感じる人々が集まっており、非常に豊かな国。文明開化後の和と洋が交わったオリエンタルな文化がそのまま発展し、その独特の魅力は海外からも人気が高い。人々の普段着は着物が多く、クラウン関係者のみが洋装を着用している。
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