ナルシス・エヴリコット
ダンの父親。ミュゼールの名門貴族エヴリコット家の7代目当主。故人。爵位は伯爵。
貴族でありながら考古学者としても有名で、自ら遺跡発掘に赴いたり、講義を行うなどの活動をしていた。その影響により、娘のダンには著名な考古学者ダン・デラクールのファーストネームを付けた。
エヴリコット家特有の夜空色の髪と特徴的な前髪の一部(アホ毛)、紫の瞳を持ち、この身体的特徴は子供達に受け継がれている。また、普段から眼鏡を着用。
温和で落ち着いた性格の人物だが、考古学関連の話になると急に饒舌になる癖を持つ。社交的でもあり、冬一やロックハートといった多くの人物との交流があった。
自身がミュゼール王室ラインハルト家の分家であることは知っており、国王ステファン七世にも可愛がられていた。
王族としての真名は「アンジョルラス・ナルシス・エヴリコット」。
妻のオルガとの間に二人の子をもうけ、幸せに暮らしていたが、娘のダンに執着したロックハートの企みによってダンの誕生日の昨晩に強盗の手で妻や使用人共々殺害される。
オルガ・エヴリコット
ダンの母親。故人。
元は世界的な女優で数多くの映画や舞台に出演していた。舞台を観に来たナルシスと知り合い、結婚を機に女優を引退。女優だった頃は旧姓の本名「オルガ・ナターシャ」として活動していた。
妖艶な雰囲気の美女で、顔立ちや抜群のスタイルは娘のダンに引き継がれた。髪は長い紅色。髪や目の色こそ夫ナルシス譲りだが、容姿は現在のダンと瓜二つ。
また、気品のある言動もダンと似た部分を連想させる。
夫共々、冬一やロックハートと親交を深めていたが、娘のダンの誕生日の昨晩に強盗によって殺害される。
セルヴァン・エヴリコット/トーマス・エヴリコット
ダンの祖父。世界中を巡った冒険家として知られている。故人。
実は現在のミュゼール国王ステファン七世の実の兄で、本来は国王になるはずだった人物。だが、束縛を嫌い、自由を愛する性格であったために王室のしがらみを捨て、弟に王位を譲り、自らは母親の出身の一族であるエヴリコット家の当主となって貴族として自由に生きる道を選んだ。
エヴリコットの姓になってからも非常に活動的で、後に冒険家として世界を好きに回りたいという夢を叶える。彼の活動的で自由奔放な性格はそのまま息子のナルシスや孫娘のダンに受け継がれた。
エヴリコット家となってからはミュゼール王室として公に名乗っていた名前「セルヴァン」を隠し、「トーマス」と名乗っていた。以降、エヴリコット家では王族としての真名と、表向き名乗るミドルネームの二つの名前を付けるようになった。
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