スタイル抜群

ロギア「あのね、ダン…」

ダン「あら、『犬神』さん。何か御用?」

ロギア「いやあの、えーと、あのね、大したことじゃないっていうか…いやアタシは気にしてないんだけどさ!……ダンってスタイルすごく良いよね…」

ダン「まあよく言われるけど…」

ロギア「……胸ってどうやったら大きくなるかなぁ……って」

ダン「………」

ロギア「そんな目で見ないでよー!!ちっ違うんだって!アタシ自動人形だけど肉体は生前の若い頃が忠実に再現されてて、今でもちゃんと栄養とればもしかしたら胸も大きくなるかもって先生が前に言ってたからー!!」

ダン「犬神さん、そんなに悩んでいるの?」

ロギア「だ、だって…生前からまな板で悩んでたんだけど…現代なんて周りの女の子みんな胸そこそこあるし…ルーナだってスリムなのに普通にあるし…。そこでダンの登場でさ!もうほんとにアタシが一番小さいじゃん!!」

ダン「そこまで気にしなくっても……でもまあ努力することは良いと思うわ」

ロギア「でっでしょ!…それで何か方法とか…」

ダン「んー、残念だけど…私の場合は遺伝なのよね」

ロギア「いっ遺伝……じゃあ特別何かしてるって訳じゃ…」

ダン「ないわね」

ロギア「そんなああああーーー!!!」

ダン「私の母も祖母も大きかったらしいし、私は特に何もしてないのよ。まあ、豊胸マッサージとか民間療法とかも効くらしいから色々試してみなさいな」

ロギア「ううぅぅ……とりあえずダンが知ってる方法全部教えて…!生前叶えられなかった夢を今叶えるんだ!」

ダン「ふふふ。今でも十分あなたは素敵なレディだと思うわよ」

ロギア「うぐっ、余裕の微笑み…!美人すぎる殺し屋めぇ…!」


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