あとがき


 あとがきまで来てくださってありがとうございます。
 二月を担当しました、とくめいと申します。私は主催ということで誰も選ばなかった月を担当したんですが、図らずも個人的に書きたいと思っていた月が回ってきました。これが運命力。
 その割にはあまり二月というテーマを生かし切れていない話になってしまいましたが私の中の二月のイメージまんまな話にはなっています。

 二月といえば春の兆しを感じはじめる季節で、通常冬の終わりといえば春に焦がれる季節だと思うのですが、今回は敢えて春を恐れるような話にしました。
 バレンタインデーや節分などの平和な行事ネタを全て捨てた物騒な話ですが、個人的には気に入っていたりします。
 あと蛇足なんですが、最後の「これは二人だけの秘密だ」については三毛縞からの自首すんなよという圧です。
 主催のおれがこんな話を書いて大丈夫か……?と思ったりもしますが禁止事項はなし!と自分で宣言したので何も問題はないです。たぶん。

 ここまで長々と語ってしまい申し訳ありません。作品の補足はここまでにして、そろそろ締めに入ろうと思います。
 参加してくださった皆さま、ここまで読んでくださった読者さま、最後までお付き合いいただきありがとうございました。参加者の方々には後ほど一人一人に作品の感想を送りたいと思います。どれも素晴らしい作品でした。至らぬ主催だったと思いますが、ここまで皆さまと歩めて嬉しかったです。参加してくださり、本当にありがとうございました。そして、お疲れ様です。
 作品に携わってくれた方と、読んでくださった読者さまに、最大の感謝を。


とくめい



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