名前:カウス・アステール
性別:女
年齢:26
身長:169cm
一人称:あたし
二人称:あなた

「え、ええっと……カウス・アステール、です……あの、偽名っていうか、その、ほんとの名前じゃないんです……すみません……」
「あの場所は、ええと、ちょっと眩しすぎました。言い訳、みたいですね……」

「――あたしたちが、必ず救ける」

▼三ツ門学園召喚科の元生徒。オールラウンド寮に三年生まで所属し、十年前、四年生へ進級する前に自主退学した。
元々「召喚したから」と入学しただけの自分自身に疑問を持ち続け、考え抜いた結果の退学。現在は非正規召喚師として暮らしている。

▼ひどく臆病で自信が無い。発言はどもり気味で、目元を隠す前髪があっても視線が下に向いてしまう。争いごとは極力避けようとし、保身に走ることも多い。自分の意見はしっかり持っているが、口に出すことはあまりない。
学生時代は極力人と関わることを避けがちであったが、学園を退学してからは、救助活動に関してのみ精力的に取り組むようになった。

▼山の側に住んでおり、薬になる植物の知識が豊富。山に採りに行く以外に、栽培も行っている。
そのため、雰囲気のなよなよしさに反して意外とタフ。健脚。体力だけはある。




▽召喚物
名称:守護者『キロン』
属性:代行/百薬/契り

「ウワアアアか、カウス、ぼくは壁じゃないから……!隠れられても困るよ……!」
「カウス、あそこを離れてから生き生きしてるように見えるんだ……その、いいことだと、思う」
「――ぼくたちが、必ず救ける」

カウスの守護者。人間の上半身に、馬のような下半身を持つ。カウスの右半身、キロンの左半身には蔦のような柄の文様が入っており、それが互いの誓約の証となっている。
キロンの血は、病や毒などの内部の症状を大きく軽減する力を持つ。また、外傷による痛みや熱などの「傷そのもの」以外の症状を、負傷者の代わりに受けることができる。
カウスと同じく、臆病かつ自信がない。しかしカウスのことを全面的に信頼しており、時には寄り添い、時にはカウスのために助言をする。忍耐強い。
カウスが悩みを抱えたまま学園に所属していたことをよく思っておらず、退学したことに安心している。
カウスとよく似た姿をしており、彼女に対する姿勢は兄のようではあるが、2人のの間に同位体や血縁関係のような関わりは一切無い。



いつか、この身はあのひとを殺してしまうのだ。あのうつくしくて、優しいひとを。


ハロゲンランプ