―218番道路上空―




そこに、駿羽と天雅の姿があった




「駿羽、大分飛んだけど疲れてないか?」



「まだまだ余裕だよ、マスター軽いしね」



「そうか、もう少しでミオシティに着くはずだから頑張ってくれ」



「了解ー!」



天雅達が向かっているのは、六番目のジムがあるミオシティ


駿羽が『そらをとぶ』を使えるようになったので、移動も今までより早くなった



「やっぱり気持ちいいな、この技!」



長い黒髪が風になびき、天雅はそう言うと嬉しそうに笑う



「俺もこの技大好きー!!」


「何でだ?」



「内緒ー」


「えー!?教えろよー!!」



「えへへー(………飛んでいるときはマスターと二人きりだから、なんて言えないよね)」



駿羽がそんな事を考えていると、ボールの中の誠勇と破山から凄まじい殺気が放たれる



「(駿羽、お前の考えている事などとっくにお見通しだ……………!!)」



「(駿羽フルボッコ決定ー)」



――――ぞくぞくっ




「うっ!…………何か、凄い悪寒がしたぞ!?」



「俺も…………」


強烈に放たれる殺気に寒気を感じ、身震いする駿羽と天雅



「俺は何も感じないぞ?」



「天雅、寒いなら後で羽毛布団プレゼントするよ」



「羽毛布団?」




「うん、 ムクホークの羽毛布団



「!!!?」




「まぁ、暖かそうだけど…………なんかなぁ」




「(殺される!!絶対殺されるぅーーーっ!!!)」



「(……………むごいな)」



駿羽の楽しいはずの飛行は破山の真っ黒な一言で、人生最後の飛行に急変した



「ん?何だアレ」



その時、天雅は下の方に何かを見つけた




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