―数時間後―




「(此処は…………、拙者は一体……………?)」



「目が覚めたか……………………よかった」



「(この声は……………そうだ、あの時の……………!!!)」



――――――ガバッ!!




「うわっ!!?まだ起きちゃ駄目だ、エルレイド!!」



「こ、此処はどこでござるか…………!?」



「大丈夫、此処はポケモンセンターだ…………頼むから、横になってくれ」



天雅が落ち着かせるように言うと、エルレイドはゆっくりとベッドに横になる



「傷はまだ痛むか…………?」



「少し痛むが、大丈夫でござる…………」



「そうか……………」



「あの、名前を教えては頂けないだろうか………?」



「俺の名前?俺は天雅だ」



「天雅殿……………、もしかして、あの時拙者を助けてくれたのは…………」



「あぁ、俺だ……………。お前酷いケガだったから、放っておけなくて」



「そうでござったか…………………天雅殿には、借りが出来たでござるな」



エルレイドはそう言うと、微かに笑顔を見せる




「借りって、そんな大袈裟な……………俺はやりたい事をやっただけだぜ?あんま気にすんな」



「しかし……………」



「さ、話は此処まで……………続きはお前が元気になったらな」



「分かったで、ござる……………」




「ゆっくり休めよ…………………おやすみ」



天雅は優しく笑い、エルレイドのいる部屋を後にした



「……………天雅殿」



天雅が部屋を出た後、エルレイドはベッドの中で寝返りをうち天雅の名前を呟いた



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