―鋼鉄島―




ミオシティの遥か北にある島で、元々は鉱山だった島


しかし鉱石が採れなくなった今でも、人とポケモンの交流や、修行の場として残されている



勿論、天雅達一行も修行の為にこの島を訪れていた





「誠勇!『シャドークロー』!!
破山!『かわらわり』!!」



「御意!!」


「おっけー」



現在は、誠勇と破山の新技修得の真っ最中である




「激しいでござるなー………」



「まぁ、天雅は修行に関しては少し厳しい面もあるからな」



「でも、終わった後は確実に強くなったっていう実感があるぞ」



その横では新メンバーの武刀を含めた天雅のポケモン達が、様子を眺めている




「よし、そこまで!二人ともよく頑張ったな!!」



誠勇と破山の修行が一段落着き、天雅は二匹の元へ駆け寄った




「お疲れさま、しばらく休んでくれ」



そう言うと天雅は先程とは違う、優しい笑顔を見せた




「はいっ」


「うん」




「まさに飴とムチだね」



「せ、拙者も精進せねば…………」



武刀は天雅の練習に若干緊張が走る
すると隣にいる強羅がそれを感じたのか、武刀に話し掛けた





「そう固くなるな、武刀
お前一人でやるわけじゃ無い」




「強羅殿………」



「それにアイツは、俺達と一緒に強くなる事が望みだ。だから、強くなる時は全員一緒だ…………」




「一緒に、でござるか………………やはり天雅殿は素晴らしいお方だ」


「当然、だな」



さも当たり前の様に言う強羅に、武刀は思わず笑みが浮かぶ




「なんだ?」



「いや…………強羅殿は、天雅殿の事をとても慕っているのだな」


「まぁ、色んな意味でな…………」



「色んな意味?」



強羅の言った意味がよく分からず、武刀は首をかしげるが天雅の呼ぶ声に我に返る




「武刀、強羅!次はお前達の番だぞ!!」



「は、はいっ!!」



「あぁ、今行く」



.
1/6
prev  next
.