「あの答え、考えてくれたか?」
爽やかに笑う目の前の男は数時間前とは大分違う印象だった。
数時間前まではこの男、クレアは全身を返り血で染め上げて化物そのものだったのだ。凄く強かったけど、その強さが恐怖の対象でもあり……でもクレアが守ってくれたお陰で平凡なただの客である私も、こうして何とか無事にニューヨークに着く事が出来たのだ。
「……何の事?」
クレアの問いに白を切ってみせた。だってそんな一生の問題、簡単に決められないよ!しかもこの人レイルトレーサーだよ?!そんな、結婚だとか……!
「忘れたのならもう一度言ってやろうか?」
「だ、大丈夫です!すみません覚えてます!」
だから抱き寄せて耳元で喋るのは止めて下さい!
「好きだa、結婚しよう。」
私の言葉なんて無視されたけど、耳元で囁かれて顔が熱くならないわけがない。
「あ、あの……クレアさん……。」
「クレア、で良い。」
「クレア……。」
「ん、何だa?」
嬉しそうに微笑んだ彼に胸が高鳴った。
「えっと……。」
そんな顔を見たら断ろうと思ったのに言えなくなってしまう。
だって、私も爽やかに笑う車掌姿の貴方に一目惚れしてしまったのだから。
先に好きになったのは貴方?私?
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10000hitフリリクのクレア夢。あゆみさまリクエスト有難うございました!
20100313
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