私は皆より造られたのが遅かったから、知らない事が沢山あります。そういう事はクリスが教えてくれるの。ほら、今日もまたクリスが……。

「ねぇ、aはキスって知ってる?」
「知ってるよ。こうでしょ?」

ちゅっと音をたてて私はクリスの頬にキスを落とした。
あってるでしょ?なのにクリスはくすくす笑って私をみるの。

「じゃあ恋人同士のキスは知ってる?」
「恋人同士のキス……?」
「そ。」

短い返事が聞こえたと思ったら手を引っ張られ、抱き寄せられた。腰に手を回され、あっという間に唇を重ねられた。更にぬるりと舌が侵入して来て、驚きのあまり離れようとしたけど後頭部にも手を回されて逃げられなくなってしまった。

「っ……ん……!」

初めての感覚にくらくらして立っていられなくて、クリスの服をきゅっと掴んだ。それをどう捉えたのか、私を抱きしめる力も強くなった。
どれくらい恋人同士のキスをされていたのかわからないけど、漸く唇を解放された時にはすっかり私は息があがっていた。

「恋人同士のキスはどうだった?」
「い、息が出来ないよ……。」
「あはは。」

そんな私の答えにすらクリスは満足そうに笑った。私は苦しくて涙目になっているというのに。

「ね、もう一回しても良い?」
「えっ……!」

顔に熱が集まるのがわかった。よくわかんないけど……恥ずかしい事のような気がした。

「……嫌?」
「えっと……恋人同士じゃないから、あんなキスじゃなくても良い、よね……?」

私は間違ってないと思います。クリスは大切な人だけど、恋人同士になった覚えはありません。それなのにクリスは本気で言ってるのか驚く事を言った。

「え?あんなキスしたんだから僕達もう恋人同士だよね?」
「えっ!?」
「ああそうだ、恋人同士なら許可取らなくても良いよね?」

そう言うと再び唇を重ねられました。









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10000hitフリリクのクリス夢。宴さまリクエスト有難うございました!
20100126
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