純粋な日本人の私は目も髪も真っ黒で、コンプレックスとまではいかなくても自分ではそんなに好きじゃなかった。

「綺麗な黒髪だな。」

だからそんな風に言われるのにはなれていない。
「……そんな事ないよ。私はもっと明るい色が良かったな。」
「そうか?その黒髪は似合ってると思うんだが……。……オレも黒髪が良かったかな、そうすればお前とお揃いだ。」
微笑んだ彼に思わず見とれてしまった。

「……私はクレアの赤い髪が好きだよ。」
血の色だとか葡萄酒のようだとか皆は言うけれど、

「太陽みたいで好きだよ。」

「……?太陽の色は黄色だろ?」
「日本じゃ太陽の色は赤が常識なの!」

髪だけじゃなくてクレアは私の太陽みたいな存在なんだよ。









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20090314〜20090413
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