怖い夢を見た。
ベッドから飛び起きて冷や汗を拭った。
……嫌な夢……。しかもこの夢を見るのは初めての事ではない。
「どうかしましたか?」
隣で寝ていたはずのラックと目が合った。
「あ……ごめんね。起こしちゃった?」
「眠れないんですか?」
ラックが手を伸ばして来たので、寄り添うように再びベッドの中に潜り込んだ。ラックの手は私の背中を撫でた。彼の温もりが、心臓の音が、何だか安心出来た。
「……何でもないよ。」
ラックが他の女と歩いてる夢を見たなんて……こんなの、本人に言えないよ。
きっとラックは私が死んだら他の女と付き合うんだろう。仕方ないよね、ラックには私と違って長い、長すぎる時間があるんだから……。
死んだら私の事は忘れて、なんて私は良い女じゃないから強がりでもそんな事言えない。でも私の事を忘れないで、ともラックに醜い女だと思われたくなくて言えない。
ああどうして人間は100年しか生きれないんだろう。
ただ貴方が死ぬまでそばに居たいだけなのに。
私の願いは叶わない
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20090414〜20090513
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