私の手は汚れている。言われるがままに今まで何人もの人を殺して来た。
そうして来たのはたった一人の人に嫌われたくなかったから。
「ヒューイ……好き。」
「私もですよ、a。」
綺麗な顔で微笑んだ愛しいこの男は嘘を吐いている。
ヒューイはモニカしか愛してない。
私を都合の良い女としか思ってないくせに。ただの手駒としか思ってないくせに。
死んだ人には敵わないって言うけど、その言葉を覆すにはどうしたら良いんだろう。ずっとずっと思い続けてたのに。それこそあの人がまだ生きていた時から心の中にずっと秘めていたのに。
モニカにはもう敵わないんだろうか……。
永遠を生きる私達にとってこの感情はつらすぎる。諦められないよ、ヒューイ。どうしたら私の事を見てくれる?
愚かな私はただ貴方の言いなりになる事しか思い付かないの。
「それで?次は誰を殺したら良いの?」
そしてまた私は汚れていく
20090618
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