「ねぇ、ラッド。ちゃんと私を殺してくれる?」
「当たり前だろ?世の中の自分は死なねぇって思ってる奴らを全員殺した後に、aを殺してやるよ。」

貴方に殺されたいの。
貴方のその手で私の首を絞めて。私の血を浴びて。酸素を奪って。最期に見るのは貴方の顔が良いの。苦しめて苦しめて苦しめて苦しめて殺して欲しいの。……なんて、


嘘。


全部嘘。
死にたくなんかないし、苦しいのだって大嫌い。貴方が好きだから、貴方のそばに居たいから、ずっとそんな嘘を吐き続けているの。

でもわかってる。
貴方が私の嘘に気が付いている事も、それに見ない振りをしている事も。だって貴方は目を見ただけで、その人が死についてどう思っているかわかってしまうものね。
他人から見たら私達は馬鹿馬鹿しく見えるのでしょう。お互いの嘘に気が付かない振りをしているその姿は、まるで。









20090911
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