「クレア、大好き。」
「俺もaの事が好きだ。」

彼は何時ものように自信に満ちた笑みを浮かべて言った。

「嘘吐き。」
「嘘じゃないさ。」

口ではそう言っていてもその言葉が嘘であるを知っている。それか私とは好きの種類が違うんだろう。

「シャーネの事を愛してるくせに。」
「ああ。だがシャーネの次にaが好きだ。」
「……最低。」
「でもそんな俺が好きなんだろ?」
「…………。」

そんな事言われたら何も言い返せないじゃない。私はシャーネの事を好きなクレアが好きなんだから。
だからと言ってシャーネを嫌いなわけではなく寧ろ好きだし、幸せになって欲しいとも思う。
愛おしそうにシャーネを見るクレアが一番かっこいいと思ってしまう私は馬鹿なんだろう。

でもクレアはシャーネを愛してるのに、私を抱きしめたりして良いの?

「……浮気はダメなんじゃない……?」
「浮気じゃないさ。俺はいつでもシャーネだけを愛している。」

クレアは私の事を少しは好きでいるようだけど、決して愛してはくれない。でも、それで良い。

「……ねぇクレア……浮気じゃなかったら、キスしても良い?」

私の言葉にクレアは目を細めると、答える事なく唇を重ねてきた。



貴方と私、っち?




20090708
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