エクスタピアスと遊園地1


※突然ですが、浪速節ヒロインが学校帰りにエクスタピアスと遊園地行く事になりました。
(計2枚)


「うおおおお!!」
「ほんまうっさいっすわ謙也さん」
「久々だとえぇなあ、遊園地」
「午前授業だったから午後から遊ぶのはいいんだけど、何で、このメンバーで、遊園地……??」
「財前が自分に持ってきた遊園地のペアタダ券を、」
「ウザ謙也さんも同じモン持っとったからッスわ」
「なるほど日を改めろ」
「皆一緒のが楽しいやんか!!」
「俺はめっちゃ迷惑っすわ」
「辛辣やな財前」
「まぁ、もう来ちゃったし仕方ないか……とりあえずお腹空いた!」
「せやな。俺席取っといたるから三人は買うてきてええよ」
「ほんま!?ありがとう、俺もう決めてんねんちょっぱやで買ってくるわ!」
「早すぎません?」
「あ、私も実はもう心に決めてた」
「運命の相手かw」
「ほんなら荷物持ってますわ、行ってきてええですよ」
「ありがとう光くん!」


と、いうわけで屋台式のお店に並ぶ。


「ちなみに何にしたん?」
「ラーメンが私を呼んでいた」
「ラーメンてww」
「食べたかったんだもん。謙也は?」
「焼きそばとポテトやなー!」
「お次の方ご注文どうぞー!」
「えっと、ラーメンと焼きそばと、ポテトに……メロンソーダもください!」
「え?一緒に頼むん??」
「二人待ってるし早いかなって。あ、細かいのある?」
「あ、る……ある!!(小銭を出す)」
「はいどーも(受け取る)」
「お昼時だけど時間かからなそうやなぁ、白石と財前待たせんですみそうや!」


目の前を横切ってセルフサービス式になっている割り箸を取る謙也。


「そうだねー……(謙也を見つめる)」
「この後どないしよかー。ジェットコースターは乗っときたいやんかー」
「うん、確かに乗りたいかも。……うん、うん謙也」
「おん?何やねん」
「お待たせしましたー!」
「あ、はーい」


渡された商品の乗ったトレーに割り箸を1つ乗せながら、


「一緒に買ったのに、自分の分だけなんだー。割り箸ー」
「へ?」


自分が持っている割り箸を見つめる謙也。
少しの間。


「あああああ!ちゃ、ちゃうねん!いやほんと、何も考えとらんかった!!」
「いやまぁいいんだけどね、そこは二人分取るとこだよなーとかいるかどうか聞いてくれてもいいんじゃないかなーとかね、思ってないない」
「堪忍!ほんま!ほんまわざとちゃうねん!!」
「わざととか泣くわww」


お手拭きも乗せてからトレーを持って、数メートル先に見える白石と財前の所に戻ろうと歩き出す。


「ひっどいなー謙也、ほんと自分の事ばっかりでさー」
「ちゃうねん、何も考えてなかったんや…………あ」
「?何?」
「や、あー…………普通、俺が持つべきやなって」
「え、何……を………(持ってるトレーのラーメンと焼きそばを見て)」



「「………………」」



「そうだよ!!お前持てよ!!!」
「すみませんっした!!!!!」
「そんなんだからお前モテないんだよ!!!」
「本当にすみませんっした!!!!!」



「あの人ら何しとん」
「謙也めっちゃ平謝りしてるやんwww」
「なんやおもろいから動画撮っとこ」