Prologue
世界に星が降る。
あまりにも突然のことだった。
ある日、巨大隕石がどこからともなくが現れたことをトクサネ宇宙センターが発表した。
その隕石の軌道上に自分たちの住む星があることも、また。
残酷なほど簡素な滅びの知らせだった。
誰もが予見してなかった星の危機に、世界中が混乱しざわめいた。
世界中誰もが祈り、奇跡を願った。
その祈りがはたして天に届いたのだろうか。
いよいよ世界に隕石が落ちるというときになって、大気圏に姿を表し宇宙に向けて飛び立った緑のドラゴンが、その巨大隕石を打ち壊した。
ある地方の一部で信奉される緑竜の伝承が一つ増えるとともに、世界は巨大隕石の危機からは救い出された。
それでも。
打ち砕かれた星の破片は世界に降り注いだ。
大地に落ちたそれは森を焼き地面を削り、クレーターとなった。
海に落ちたそれは大波を作り出し、津波となって海岸を襲った。
地の揺れは大地の核を活性化し、山は火を噴いた。
多発する自然災害のために、環境は大きく変わり、ポケモンたちは大移動を繰り返した。
いつ何が起こるかわからない不安に、ぼんやりとした薄暗さを感じながら人々は暮らしていた。
そんな世界になってしまっても、僕たちの世界は回っている。
未来を待っている。
Prologue, or monologue
2023/08/28up
Whose monologue?
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