memo

追記で詳しいこと

▼2022/07/19:「モストロの子ども」について


生きる世界が違って、だったらきっと価値観だって違って、それでも愛が成り立つのだ。
そんな二人と一人の、けれどやっぱり三人の話でした。

だいぶ前に書いた話なので原作との差異があるかもしれませんが、自分のなかにある解釈はそう変わらないなあと思いながら再録作業しました。

以前どこかで「生き別れ」と「死に別れ」のどちらが辛いのか、について話題にしました。
私は「生き別れ」のほうが辛いと思うと話しました。だって死んでいたら一区切りつくじゃないですか。受け入れるまでに時間はかかるかもしれないけれど「この人はもういないんだ」って、ちゃんと事実がある。
「死に別れ」はですね、そういう区切りがないんですよ。生きていて、ふとした瞬間に「ああ、あの人は何をしてるんだろう」って思ったりして、しっかりしたお別れができていないならなおのこと。
そういった意味でこの話での彼の絶望は計り知れませんでした。そして彼女の絶望も。

だからこそ(と言えば語弊が生まれるかもしれませんが)、この話では愛の証明が成り立ったのかなとも思います。
性別も年齢も立場も、そして世界すら飛び越えて。幸せになってほしいものです。




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宵、泳ぐ鳥