▼2022/06/03:「第三章 積み重ねるもの」について
タイトルは二重に掛けてます。他人を見捨てて犠牲にしてきた「罪重ねる者」と、ちっぽけな小細工を「積み重ねるもの」とその結果です。
他者の不幸も死も知っていて、家族主は自分と家族、そして友人の命を選びました。
言わなければ誰にも知られることのない罪を、けれど一般人であるが故に忘れることもできない。でも原作知識がなければ悠仁にとっての幸せへの一歩はなかったし、友人の命はなかった。それを家族主が忘れることはないのでしょう。
知っているということは、祝福というよりもきっと業であると思います。
今話のMVPは吉野です。振り回されましたが彼のファインプレーは多くの命を救いました。
原作真人をして「頭いい」「熟慮は時に短慮以上の愚行を招く」と言わしめたほどなので。でもそれ故の驕りがどこかしらにあって呪われて、けれどもしも生きていたら、招いた事態を教訓にして生きていく強さを秘めている。だからこそいつかの扉絵のように仲良く同級生してほしい(願望)
いつもの如く概念の話はふわっと読んでください。