だいすきだよ




甘えたいけど甘えるの下手ななまえさん、酔ってぽやぽやしながらサトルクンを見つめる

「さとる」
「ん?」
「さとるだいすき」
「えーうれしー♡僕もだいすきだよ♡」

じ…っと見つめてサトルクンに抱きつくと、もう一回「だいすき」って
普段自分からこんなことしない言わないなまえさんにただ酔ってるだけだと思ってたサトルクンもじわじわ嬉しくなる
背中に腕を回してぽんぽんしながら「僕もだいすきだよ」って言うと、ぎゅっとくっついて胸に顔を押しつけてくるなまえさんがかわいい

「すき」
「普段からこのくらい甘えてくれればいいのにな」
「きらいになった?」
「なってないよ、ならないよ」
「さとるのこと、だいすきでもいやじゃない?」
「いやじゃないよ嬉しいよ」
「ごめんね、」
「なんで」
「さとるがいないと、だめになっちゃった、離れられなくなっちゃった」
「だめにならないように、離れなきゃいいじゃん」

サトルクンの言葉を聞いたのか聞いてないのか、そのまま寝ちゃったなまえさん
ばかだねなまえ。なまえが嫌って言っても、もう離してあげないのに。
僕となまえは、つらくても不幸でも生きても死んでも地獄でもずっと一緒なんだよ。
可哀想ななまえ。
一緒に幸せになろうね。
だいすきだよ。




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