アリュケディア
北の大陸と南の大陸に挟まれた島(通称新緑の島)と、その横にある小さな島(通称楽園)を本拠地とする学術研究都市。運営費は王侯貴族からの寄付という名の授業料と、アリュケディアで作られた魔道具の販売、傭兵斡旋、その他様々な依頼による収入で賄われている。
七役と呼ばれる七名によって運営される。
新緑の島にある学校。人材育成として設立された。校名だが在籍する生徒の総称として使用されることが多い。王侯貴族はもちろん、貧しくても才能ある人材を育成するために、授業料は無料。翠緑のローブが支給されている。
総勢百名弱。故郷を捨ててアリュケディアを故郷とし、アリュケディアに忠誠を誓った者の総称。楽園に建てられた塔の呼称でもある。宵闇のローブを着用する。アリュケディアの運営もエピクロスで行われている。
エピクロスの運営に携わる七名のこと。傭兵斡旋、魔術研究、魔道具研究、医術、管理運営、外住管理(別称ドール)の各責任者。
エピクロスの身分証明書。魔力量と魔力の質によってブロンズからプラチナまでに分類される。エピクロスの半数をブロンズが占める。ブロンズ50%、シルバー25%、ゴールド24名、プラチナ1名。個人の能力はこれに準じない。
ファナークス王国
北の大陸の中央に位置する国。世界で語られる光と闇の神話を建国神話として国教に据えた国。光の神と共に闇の神を葬り、世界に繁栄をもたらした勇者が起こした国と言われている。
血筋や家柄を重んじる貴族もいるが、才能のある人材を率先して引き上げている。
ファナークス王国の国教。光の神を信仰する宗教。光の神を讃え、光の神と繋がる神子を頂点に据えている。最高責任者は大司祭と呼ばれる。神子を護衛する聖騎士も所属している。
ファナークス王国にある王立学校。貴族棟と一般棟に分かれいる。一般の学生は、幼少期から家庭で教育が施される貴族と違い、入学してから学び始めるため別のカリキュラムが用意されている。
一般の学生は入学前審査で、授業料の額が決まる。最高ランクの評価が付くと授業料は全額免除になる。(ルータス、フィオ、ロイがそうだった。)
一定の成績を認められた一般生は、教員の会議を経て貴族棟への移籍が認められる。
年に数回、学校や国、生徒自治会主催によるイベントが催され、一般学生の引き込みに多くの貴族が訪れる。
グランツ帝国
ファナークス王国の東に隣接する大国。アルノルトの出身国。ファナークス王国との国境には、死の森と呼ばれる広大な森林が広がっている。
各地域はかつての小国や部族の長が治めている。
レクルソース共和国
商売と観光の国。王や貴族といった身分はなく、各地域のリーダー的人物たちが集まって会議で運営されている。現在の議長は世界に支店を多数持ち影響力も強いスルバラン家。
今のような共和国となったのは、他国に土地を奪われないようにと、各地域が結託したのがきっかけ。当時は貴族とのやり取りに強くなかったため、貴族のしきたりや常識を学ぶ場を作った。算術など学ぶ学問が次々と追加され、気が付けば大陸一の学校となっていた。(これがアリュケディアの原型となっている)
スルバラン商会の運営する店舗。各国に存在するが、ファナークス王国には進出出来ていない。
サハカラ王国
アリュケディア南部にある南大陸南西部に位置する小国。世界有数の鉱石の産地。小さな国土の半分近くに数種類の鉱石発掘所を持つ。東部にアルタヘル帝国があり、国境は常に緊張感が走っている。アルタヘル帝国が絶頂期の頃、時の王の防御結界魔法で幾度もアルタヘル兵の侵略を阻止。その後もジョカルシャッブによって結界を保っている。リオンの故郷
サハカラ王国が誇る魔術師団。団長は国王。
アルタヘル帝国
南大陸のほぼ全てを支配する世界一の大国。皇帝は代替わりの際に、貴族から候補者が選出されて、貴族会議によって選ばれる。
交戦的な人が多く、力こそが正義を当然とする。そのため、積極的に戦おうとしないサハカラ王国を小馬鹿にしている。
グランツ帝国が和平で小国を取り込んでいったのに対し、アルタヘル帝国は制圧で属国化させていった歴史がある。
今もサハカラ王国の領土を狙っている。
アルタヘル帝国の多くの民が信仰している。全てはアルタヘルの為にアドラ神が用意された。これが根底にある。他国では「砂漠の国において、水や食料など人が生きる為に必要なものを奪い合うことを正当化した宗教」とも言われている。サハカラ王国では略奪の神と呼ばれている。
シュンユイ皇国
北大陸東端にある国。魔力を呪い、魔術を呪術と呼び、忌み嫌っている。魔力保持者は蔑まれ、家畜以下の扱いを受けている。
ゲンナディ公国
北大陸北部にある国。ファナークス王国との国境は険しい山脈となっている。一年の大半を雪と氷に覆われる。ファナークス王国建国王と共に戦った剣士が起こした国と伝えられている。唯一、斡旋所(ギルド)があり、国からの依頼で兵役などの仕事を請け負っている。アリュケディアの傭兵斡旋は、このギルドをモデルに作られた。
ノルニル連合国
北大陸西部にある国。立憲君主制の国。三つの部族国家からなる国。今はアマゾネスが君主に就いている。