※会話文

「顔も良くて頭も良くて身長も高くて自信満々ってすごくむかつくよね、探偵とアルバイトなのにやたらお金あるし!腹立たない?コナンくん!」
安「君は頭も悪くて身長も低くてダメダメですからね、僻みですか?見苦しいですよ」
「っくぁ〜〜っっ!!腹立つ!!コナンくん酷いと思わない!?」
コ「毎度僕を挟んで喧嘩するのやめてほしいな」
安「それにしても、酷いセンスの服着てますね。恥ずかしくないんですか?僕ならその格好で外を出るなんてとてもとても。さすがですね」
「お気に入りなんですけど!?私以外には気持ち悪いくらい笑顔振りまくのに何この対応…梓さんがいい〜〜っ!!梓さんのいる時間帯聞いてきたのに!」
コ「梓さん、急遽来れなくなったんだって」
「私帰る…この男の私に向ける笑顔見た?人殺せそうな顔してる、目が笑ってない。これはマフィアお墨付きだよ」
安「頭までお花畑なんですか?」
「この色黒!!童顔!!あんぽんたん!!!あほ!!」
安「罵倒の語彙が小学生以下ですね。コナンくん聞きました?こんな大人になってはいけませんよ」
「コナンくんこんな男になっちゃだめだよ!女の子には優しく!」
安「女性がどこにいるのですか?」
「め!!の!!ま!!え!!」
コ「ははは(帰りてえ〜〜)」





別日

「うげっ…安室透…!」
安「随分な態度ですね。今日も酷い顔をしていますよ、よく外を歩けましたね?」
「ほんっとうムカつく…あんたに用があるんじゃない…あっいた!コナンくん!」
コ「なまえお姉さん、僕に用事って?(安室さんからの視線が痛え〜)」
「あっあのね、この前とっても素敵な人に出会ったの!コナンくんの知り合いだっていうから、お話聞けないかなって思って…」
コ「僕の知り合い…?」
「かっこよくて背が高くて、とっても紳士的な優しい人だったの!」
コ「ん〜…?」
「確か…沖矢昴さん!」
コ「ブッッッ(ジュースを吹き出す)」
パリンッッ!!(皿の割れた音)
「沖矢さんが頭から離れなくて…これって恋かなぁ」
安「…貴女に好かれるなんて、相手も迷惑だと思いますよ?こんなガサツで知性のカケラもない、女も捨ててる人なんて…」
「……沖矢さんはそんなこと言わない」
安「貴女の妄想では?頭のネジ、直しに行った方がいいですよ」
「〜〜っ!安室さんなんて大嫌い!!」
安「………」
「コナンくん、またね。私もうここには来ないから!(コナンくんのジュース代を置いていく)」
安「…ちょっと、待ってくださ」
「二度と会いたくない!!(バタン)」
安「……………………」
コ「…あーあ、僕、素直になった方がいいよって言ったのに」
安「………俺を、嫌い?なまえが?」
コ「安室さーん?」
安「ちょっと素直に言えないだけじゃないか…今日もかわいいし服もなまえに似合っているし、笑っている姿をみたら胸が締め付けられるのに他の男に矢印を向けるなんて耐えられない」
コ「(本人に言えよ…)」
安「よりにもよって沖矢昴……」
コ「(まぁわざとだろうな)」
安「………………」
コ「安室さん、エプロン千切れるよ」
安「急用が出来た。梓さんに言っておいてくれ、コナンくん」
コ「え、ちょ」
(バタン)
コ「どいつもこいつも……」
梓「ただいま戻り……あれ?安室さんは?」
コ「あはは…」



2018/01/28