※♡喘ぎ、汚喘ぎあり

しまった、とレザラは口を抑え、その場に倒れ込んだ。
ダンシング・グリーンに誘われたパーティー会場。アルコールは控えているため、ドリンクはノンアルコール……だったのだが、離席している間に薬を盛られたようだった。
体が……熱い……
催淫剤だろうか、一体誰が……などと考えていると駆け寄ってきたのは生身の挑戦者である男だった。
「大丈夫か」
しゃがみこみ、顔を覗き込む。
「見ての通り、大丈夫じゃないね……」
クソッと舌打ちする。
男は少し考えた後、レザラを姫抱きする。
「なっ!? 」
「場所は変えた方がいい」
立ち上がる力も無いのは事実だが、まさかこの男に姫抱きされるとは思わなかった。
場所は移動し、ホテルに入る。レザラはだいぶ息が上がっていた。全身が燃えるように熱い。何より、下半身に熱が集中している。
チラリと男の方を見ると、水を持ってきてくれたようだ。
「飲めるか? 」
「…あ、あぁ」
弱々しく返答しながら体を起こし水を受け取る。手が震えるため、口から水が零れるが何とか飲めたようだ。
「……すまない、助かった」
「災難だな」
男はチラリとレザラの下半身を見る。あからさまに勃起していた。
「……あまり見ないでくれ」
恥ずかしさと情けなさで頭を抱える。すると男はレザラの隣に座る。そして耳元で囁いた。
「手伝おうか」
吐息をかけられ、体が大きく跳ね上がる。赤い瞳を横に向けると、僅かに口角が上がっていた。
──コイツ……!
薬を盛ったのはきっとこの男だろう。レザラは半分諦めて弱々しく「頼む」と身を委ねた。

男はどこか楽しそうに横になったレザラのズボンと下着を取り払う。勢いよく飛び出したそれは既に先走りを腹に飛ばした。恥ずかしさで顔が真っ赤になる。男は手を添え、ゆっくりと上下に動かす。
「っ、は……」
もうだいぶ感じている。下手したら触られただけでイきそうだ。「痛くないか」と問いかける。正直物足りない気持ちだが、それをプライドが許さず「あぁ……」とだけ告げた。
先走りで男の手を汚す。自分の手で処理しているが、他人にましてや男にされるのは初めてだった。
「くっ……ふ……」
焦らしかというくらいゆっくり扱かれ、もどかしい。男は時折レザラの顔を見るが、ほぼ反り立ったそれを見ていた。ビクビクと揺れる、トロトロと溢れる先走りが何ともエロかった。
「っ、は……ぐっ……」
レザラは快楽に耐え、唇を噛み締める。だが声は我慢しきれず漏れ出ていた。
「レザラ」
「んっ…あっ! 」
名前を呼ばれたかと思えば、自身を口に含まれた。そして舌で裏筋を舐めながら顔を動かし、口で扱く。
「まっ、やめ……あっ」
制止しようにも気持ちよさが押し寄せてくる。気持ち良すぎる。レザラは理性に負け、思わず腰を振る。焦らされていた分、興奮しきったそれは男の口を犯した。
「っ、ふ……」
「あ゛っ、うっ、はぁ……いっ……」
男もまさかこんなに腰を振られるとは思わず、喉を突かれ吐き気がする。が、それに耐え強く吸い上げる。
「あぁぁぁっ!……っふ、ぐっ」
レザラは必死に耐えた。だが、絶頂を迎えたい気持ちが強く、情けなく腰を振る。男の奉仕と相まって、声を抑えきれなくなり口も悪くなっていた。
「くそっ、あ゛っ、もう、むり、だっ」
男も負けじと舌も使いながらジュポジュポと音たて、レザラを攻め立てる。
「む゛り、あっ、イく、あっ、〜〜〜〜〜っ!! 」
腰を突き上げ、絶頂するとビクビクと全身を震わせ、濃い精液を男の口の中に吐き出す。
絶頂を迎えた余韻でレザラは精液が出なくなった後も震えていた。
口の中に出された男は遠慮なく吐き出す。が、レザラのそれはまだ元気なようで、また硬さを取り戻していた。
「ふーっ……」
「レザラ」
男はレザラの名を呼びながら取り出したものをレザラにつける。それは口輪だった。
「なっ……」
「やっぱ似合うわ」
含みのある笑みを浮かべる男にレザラは睨みつける。取ろうとするが腕に力が入らない。すると男はレザラをうつ伏せにし、後ろ手に手をベルトで縛り上げた。
「なっ……!? 」
「似合うな、レザラ」
そしてレザラのしっぽの根元を軽く叩く。
「あっ、そ、れ…はっ! 」
「ミコッテもこれ効くんだってな」
「やめ、きもち……」
しっぽの付け根をトントンと優しく叩かれる尻が上がっていく。不可抗力だ、言い訳するが薬の力も増して先程イったというのに熱が帯びてくる。
「あっ、それ、気持ち……いいっ」
レザラは男を睨みつけようとするが腰を叩く刺激に抗えない。ぼんやりとしていると違和感を覚えた。
「なに、して……」
「もっと気持ちよくしてやろうと思って」
感じた違和感、尻の穴に何かが入ってくる感じがした。
「へんな、かん、じっ」
変な感じがするというのに気待ちがいいのは全て薬のせいだと言い聞かせる。
男は指を抜き差しする。レザラは付け根を叩かれながら尻を弄られ、腰を揺らした。
「まっ、それ、ほんと、にやばい……っから! 」
「へー、変態だな」
どっちがだよ!と突っ込みたかったが、喉から出たのは喘ぎ声だった。
「あっ、きも、ち……」
レザラは後ろの穴で感じてしまっていた。それを見かねた男は指を抜く。
「おっ♡」
裏返る声は自分のものでは無いと信じたかった。
情けない声など、自分が出すわけない、と。
そして男は下半身を露出し、レザラの後ろに立ち。
「挿れるぞ」
「へ? 」
男の一言にレザラは困惑している隙に男のモノが中を貫いた。
「あ゛ぁぁぁぁぁぁっ!? 」
痛みが背中を走る。だが、レザラはまた欲を吐き出した。根元まで入ったそれを男は締め付けられ、堪える。
一息つく間もなく、ゆっくり腰を動かし、抜き差しする。
「あ゛っ、まっ、て……くれ……! 」
目から涙を流しながら制止の言葉をかけるが、男は待つ事なとなく腰を振る。
ばちゅ、と打ち付ける度にいやらしい音が響く。
痛い、なのに気持ちいい。体と頭が別々になった感覚が恐ろしかった。
「あっ、あっ、っぐ、はぁ…」
レザラは眉根を寄せ、唇を噛み締める。男は後ろ手に拘束されたレザラの手を握ると、動かす腰を早めた。
「あっ、あっあっ、い、あっ、んっ」
パンパンとリズム良く音が響く。突かれる度にビクッと震える。
「も、む、あっ♡きも、ち、」
目の前が真っ白になった。もう、気持ちいいことしか考えられない。男はただひたすらに腰を打ち付けていた。
「うぐっ、はぁ♡……っくそっ、あっ、イっ……くっ……」
びゅるっと音をたてて本日3度目の絶頂を迎えるが、吐き出しても吐き出しても熱が収まらない。
男もまだ腰を振っている。また立ち上がる自身に呆れ果てた。
「キミも、早く、イけっ……」
「いいんだな? 」
レザラは振り向き、男を睨みつける。それを挑発と受け取った男はレザラを抱えあげ、背面座位にする。
「あっ♡」
「煽ったのはお前だからな」
といい足を大きく広げ、下から突き上げた。
「そ、んなつもりはぁぁぁぁぁ♡」
自分の体重がかかり、男とより深く繋がる。レザラは危機感を覚えた。なんかやばい、と。
「あっ♡むり、ごめ、んっ、嘘、だからぁ」
「いや、言質とったからな」
男は下から突き上げる。レザラの最奥をこじ開けるつもりで。
「おっ♡それいじょ、こな、いで♡へんに、なるはっ、からぁ!」
男は手を離し、レザラの自身と胸の突起に触れる。そしてそのまま敏感な所を同時に攻め立てた。
「んぉぉぉぉぉ♡それやら、おかしくなりゅ♡イく、イく♡」
乳首と反り立った自身を同時に責められ、叫び喘ぐ。理性など飛ばし、男のものを締め付けた。
「可愛い」
「かわ、いく、なぁぁぁ♡」
「イけ」
「あ゛ぁぁぁぁぁぁっ!? ♡」
ビクビクっと大きく体を震わせるがレザラから出せるものはもう無かった。気絶したのかダラリと体が前のめりになる。男は遅れてレザラの中に欲を吐き出した。
気絶したレザラを寝かせる。ビクビクと痙攣しているが、大丈夫だろうと汚れた体を拭いてやった。

後日、拗ねたレザラに1週間ほど無視された。
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