丸まった背中を見ている。しみじみ見ていると、幅や厚みが全然ちがうのだなあと気がつく。気がつくと、ちょっと触ったりしたくなる。そして俺がそっとソファから腰を浮かせた瞬間、「できた!」と名前が声をあげた。両手をまっすぐ伸ばしているので、後ろから抱きつくのは容易い。「ぎゃっ! なに、なに!?」「くさい」と、不満を漏らしたにもかかわらず、名前はふふんと得意げに笑った。「かわいいでしょ〜」正直名前の爪が何色になろうがどうでもよかったが、とても気分が良さそうだったので俺も「かわいいな〜」と言っておく。