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一コマのみの登場ですが、記念すべき社長初登場回です。
「性根の腐った意地悪な実にひどい奴」という三好のコメントつき。前田三好は地下から生還して2ヶ月くらいしか経ってないはずなので、そんな短い期間で強烈な印象を与える社長、さすがです。
そしてその短期間で地下あがりの2人を(2人の前職にもよりますが)一端の裏カジノスタッフに育て上げる社長のマネジメントスキル、見習いたいです。
社長が喋って動く、実質社長の初登場回。
社長のカジノが504号室にあるという重要な情報が盛り込まれた回でもある。SNSのパスワード全部これにしたいです。
シャイニングの某俳優の如くにっこり笑顔で登場しカイジを室内へ招き入れる社長。
散らかりまくった事務所を見渡すカイジの目に映るは食べかけのクリームパン、靴下、水虫の薬。
この時の何か言いたげなカイジの表情好きです。
「やっぱり金持ちって最高……!」
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社長に好かれる第一条件はお金持ちであること。頑張ってお金貯めたいです。
カイジと行うギャンブルを決めるため、サイコロや花札を見せる社長。中にはUNOまで……。社長がUNOを取り出すこの場面でこの回が終わるので、当時の読者が次のギャンブルはUNOか!?とざわついたという話が好きです。この時点では麻雀のマの字も出てないので、今回のギャンブルが麻雀と知った当時の読者の心境が気になります。
カイジにUNOを突っ返されてハテナを浮かべる社長素敵です。
手っ取り早く勝敗がつくギャンブルを……というカイジの要望に対し、わざとらしい困り顔でダンボール箱を漁る社長(cute)
勝敗が早くつくし、心理戦のコクもあると麻雀セットを取り出す社長。麻雀なんかしてる時間はない、と難色を示すカイジに「わしらの麻雀は時間を取らせない麻雀」だと言う。一勝負につき約5分の計算になるそうですが、終了までに計13巻を要することになるとは社長も予想外だったと思います。
この時カイジは「大丈夫大丈夫」と言わんばかりに社長に6回も肩をしばいてもらっている。
終盤で三好をしばいてる時より勢い良くて笑ってしまいます。
「時間を取らせない麻雀」こと「地雷ゲーム」またの名を「17歩」をカイジに提案する社長。
社長の(fkmt先生の)ネーミングセンス大好きです。端的にギャンブルの要旨が表れている……
「スリル満点……!」
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「どか〜〜ん」という間延びした効果音と共に、両手を広げて地雷爆発のジェスチャーをする社長が可愛すぎてこのコマにくぎ付けになってしまう……。
事前に三好前田から17歩の必勝法を教えてもらっているため、打ち合わせの通り社長の提案を承諾するカイジ。
勝つ仕組みを知っている者をカモにするという17歩の正体をこの時点では知る由もないカイジ……。
またしても背中を追加でしばいてもらっている……
社長直々に17歩のルールを説明してくれる回。
「そもそも我々がこのゲームを始めたのは……」
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前置きは割愛されてしまいますが、その続きも是非聞きたいです。地雷ゲームを完成させるまでの社長のお話気になります、スピンオフの伏線になる可能性を秘めている……。
手牌づくり中のタイマーに砂時計を採用している社長。ギャン鬼の100枚ポーカーのようなちゃんとしたタイマーを使用したほうが正確に時間を測れるのでは?と思いますが、社長なりのこだわりがあるんでしょうか。
賭け金の話で満面の笑みを浮かべる社長
^^ ←本当にこの顔文字の通りの表情で可愛いです。
今までもこれからも何度か^^の表情をしてくれますが、今回のが一番惹かれるスマイルです(タイ)
17歩のルールの補足回。
割りと大事なことが多いのに説明省いて17歩始めようとしてたちゃっかり社長好き。
「ちょっとわかりにくかったかもしれんね」
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好き
中身がぎっしり詰まった社長の金庫初登場回でもあります。
すごくオープンな場所に設置してあるんですが、全財産入ってるのに大丈夫なのかと心配になります。社長のことだから他に隠し財産もありそうですが……。
大金を目の前にしてギラつくカイジにニタニタの社長。LINEスタンプに採用されてるんですが未だに使い時見つけられず……。
「いやあ〜〜いいですいいです……!そのギラギラした感じ……!」
「本来……若者というものは すべからく……そうでなくては ダメざんす……!」
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社長はギラギラした若者がお好み。
17歩初戦、初っ端から100万を張ろうとする社長。この時のカイジが300万ぽっちしか手持ちがなかったという事実を社長が後から知ってしまわないよう祈ります……。
社長の覗きシステムの解説回でもあります。
事務所内のつくりを生かしたイカサマ賭博で常勝の社長。事務所の平面図まで出してくれるの本当に有難いです。
社長は縁起を担いで初戦のみイカサマ抜きでプレイすると三好より。いつもそれで上手くいっているとのこと。
そういうふんわりとしたものを信じてなさそうなイメージだったんですが、イカサマが横行しているであろう普段のカジノのお仕事でも、どうしても説明つかないオカルトな要素をうっすら感じ取ってて、そういうところはちょっと気にしてる……とかだと私が喜ぶ。
「因果応報」「鬼退治」といった言葉を並べて、社長からお金を奪う正当性をやたらと自分に言い聞かせるカイジ。過去の敵役とは散々煮え湯を飲まされた後でようやく対峙していますが、今回は社長に対して個人的な因縁がないからか若干やりにくい様子。
社長→三好→他従業員のおしぼりリレー好き。最後尾になりたいです。
先攻後攻を決めるためにじゃんけんをするカイジと社長。
グーで勝利をつかみ取った社長は、ヒントが少ない分いきなり放銃してしまうリスクがあるものの、ホウテイロンの可能性があるため僅かに有利な先打ちを選択。
「よろしいか……?」
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17歩初戦スタートです。
その直後
「あんなに甘かったっけ……。」
「合わんざんすね……あれはわしに……!」
「口がニチャニチャする……!」
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12話「間諜」で従業員から手渡された微糖の缶コーヒーがお気に召さなかった社長。
「走れっ……!三好……!」
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口直しにとブラックのコーヒーのおつかいを三好に言いつけます。
申し訳なさそうに退場する三好。これにより、社長の配牌を三好が覗いて通しをするという必勝の作戦が封じられてしまったカイジ。
カイジ(ふざけんな……!んなこと勝負前に頼めよ……!)
(バカ社長……!バカバカ……!バカ……!)
この流れ、おそらく素なんでしょうが、自身の勝ちを信じきっているカイジを嘲笑うためのパフォーマンスだとしたらちょっと怖いです。仮にそうだったとしたら三好氏は名俳優の素質があると思います。
記念すべき社長の第一打は八索。
17歩の手牌づくりでは満貫以上の役が必須。その中でも作りやすい混一色に振り込んでしまわないよう、一打目でいきなり字牌を切ることは避けるのがベターとわざわざ解説してくれる社長(love)
そんな社長の言葉を無視しカイジは北切りを選択。
「大金を張ってるのは……他の誰でもない自分なんだから 他人の戯言などどうでもよろしい…………!心中すべきは自分の勘……!いいんです……!それで……!」
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"他人の戯言などどうでもよろしい"は社長の人生においてのモットーなんだろうなと思います。
元々カイジの山には北が3枚あり、国士無双でもない限り社長の北単騎待ちの可能性は低いと踏んだカイジ。北を絡めた混一色を捨て、北3枚を捨牌にすることを選ぶ。幸運なことにドラ表示牌に最後の1枚が使用されたため、カイジは17歩のうち3歩を安全に進みきることに。
混一手を狙わず安牌として字牌をツモっていく√に気づいたカイジに社長はべた褒め。
反面、北3枚をわざわざ捨配にしたことでカイジに混一手はないだろうと確信した社長はカイジの待ちを絞り込みにいきます。
その後も安牌を切り続けるカイジに対し、厳しいところを切らなければいけない状況に迫られる社長(真剣な表情がとにかく格好良いです)
それもつかの間、8巡目でついに現物を失ったカイジが地雷原に足を踏み入れます。
「寂しいと思ってたとこざんす 一人歩きは……!」
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先ほどまでの状況とは対照的に、安牌のないカイジが窮地に追い込まれます。
ここまでで社長が一度も字牌を切っていないことから、社長の待ちが混一手だと予測するカイジ。しかし、社長はすでに全種類の数牌を同等にツモ切りしており、肝心のどの牌で染めているかの検討が難しい状態。