外で体育の時に教室の窓からこっちを見てた東峰と目が合った雛。「旭さーーん!」って両手でぴょんぴょん飛び跳ねて手を振る。気付いた東峰がひらひらってちょっと控えめに手を振ってくれるから嬉しくて休み時間に教室まで突撃しちゃう雛がいる。
「旭さん!気付きました!?」「気付いたよ。今日の体育外だったんだね」「はい!めっちゃ寒かったです!」「みたいだね。鼻赤くなってる」「うそ!?」って話をしてると予鈴が鳴る。「あ、やば。じゃあ旭さん!また部活で!」って教室に戻ろうとしたら「あれ?何か用があったんじゃないの?」って東峰が首を傾げる。
「?ないですよ?旭さんに会いに来ただけですもん」ってきょとんとして雛が返すと「…そ、そっか」っててれてれされるから笑っちゃうね。「旭さんも私に会いに教室来てくださいね!約束!」って小指を出したら「俺が行ったら絶対ビビられるじゃん…」って困った顔しながら指切りしてくれるから優しい先輩だよね。
しかも次の休み時間ほんとに来てくれるから「旭さあああん!!」って喜んじゃう。しかもお土産にお菓子まで買ってきてくれるから同級生からはあらぬ噂を立てられるけど雛的には嬉しいので何でもOK。「旭さん何でそんなにちっちゃくなってるんですか」って笑えば「え、ちっちゃくなってた?」って困った顔される。
「してますよ。ノヤが見たら旭さんもっと堂々としないとダメっすよ!!って怒られちゃいますよ」ってクスクス笑えば「うわ、言いそう」って東峰も笑っちゃう。「あ、でも旭さんがしゃきっと立ったら今より距離遠くなっちゃって寂しいから私といる時はそのままがいいなあ」って雛が言うから東峰の心臓ぎゅん。
「なにそれ…」って心臓押さえて悶える東峰を見て「どうしたんですか?」って雛が首を傾げる。「雛はそのまま大きくなりなね…」って頭をぽんぽんって撫でる東峰に「旭さんおじいちゃんみたいなこと言うじゃん…」って呟いちゃう。
東峰がいなくなってからクラスの子達に「今の人あれでしょ?なんかめちゃめちゃ留年してるって人でしょ?」ってめちゃめちゃ心配されるから「あの人ただビビりなだけだから」ってケラケラ笑っちゃうし、部活の時に「なんか私が旭さんに弱みを握られてるって話になってました」とか言うから菅原がひいひい笑い転げるよ。