雛が孤爪と付き合ってるIF。孤爪は仕事の都合上、恋人がいることをバラすタイミングは見極めたいし、雛はあの孤爪が恋人だとバレると騒ぎになるから黙ってたい…という双方の合意の元で一部の人にしか付き合ってることを話してない。
「研磨のタイミングでいいよ。私の顔がバレる訳じゃないし」って笑ってたんだけど、孤爪の人気が出れば出るほど自称彼女とかプライベートでも追っかけとかが現れ始めて我慢の限界がきた孤爪が「俺だけじゃなくて、俺の大事な人の生活にも支障出てるからマジで辞めて」って配信で暴露ったせいで『え、大事な人って何?彼女?』『親とか友達だったらそう言うよね?』『わざわざそういう言い方するってそういうこと?』『マジ?ガチ恋勢タヒんだろ』って大騒ぎになっちゃって「研磨のタイミングで、とは言ったけどこんな感じになるなんて聞いてない!!!」って頭を抱える。
でも「もう良くない?付き合ってんのバレて職場で困るなら俺が養うし、雛さえ良いなら辞めても別に気にしないよ」って言われて「そ、そういうのじゃなくて…っていうかそれ何!?プロポーズなの!?何なの!?」「プロポーズはちゃんと考えてるから後でね」「まっっって!!!!」って大騒ぎ。
結局配信で「皆が思ってるので大体合ってるよ」ってふっと笑うから『何今の顔!』『絶対彼女じゃん!』って益々大騒ぎ。雛は「あの言い方は絶対彼女だと思うんだよね」って職場の同僚に言われて「あ、はは…ど、どうですかねぇ…」って苦笑いするしかないしいつバレるかとヒヤヒヤしてる。
でもそうは言ったもののそれ以降孤爪がその話をすることも無くなっていつまで経っても公式発表がないから皆徐々にそのことを忘れて平和な日常が戻ってくるから雛も最早あの騒ぎのことを忘れちゃってる。そんなある日珍しく孤爪からご飯食べに行こうって誘われてうきうきで向かったらなんかめちゃくちゃ高そうな個室のお店に連れてこられて「えっ、今日そんなにお金もってきてないよ…?ちょっと、コンビニ行ってきていい…?」って言ったら「俺が誘ってるんだから俺の奢りに決まってんじゃん。早く来なよ」って呆れながら言われて恐る恐る後ろを着いていく。
でも結局ご飯美味しいから「美味しい〜〜!しあわせ!」って最初の恐怖もどっかいっちゃってるんるんでご飯食べてる。食事も終わって美味しかったねって話をしてたら孤爪が急に真剣な顔で名前を呼んでくるから「うん?どうしたの?」って雛もきょとんと首を傾げちゃう。持ってきてたカバンから小さな箱を取り出して「雛、待たせてごめん。俺と、結婚しよう」って言った孤爪に思わず「……は?」って間抜けな声が出ちゃう。
「は?ってことないでしょ」って笑ってる孤爪を見て「え、なんで…だって、」ってはくはく口を開けたり閉じたりしながら段々言葉を飲み込む。「〜〜ッ、ほんとに…?」ってぽろぽろ涙を流しながら聞けば「ほんとだよ」って言ってくれるから「わたしも、わたしも研磨とけっこんしたい…!うれしい、ふつつかものですが、よろしくお願いします」って泣きながら頷けば「よ、かった…」って孤爪が安心したように息を吐く。
その数日後、配信で「あ、そうだ。俺結婚したから」ってあっさり暴露して大騒ぎになるし、雛も同じタイミングで結婚しましたって職場に報告して新しい苗字の音の響きとタイミングに(いやまさか…ねぇ…?)ってざわざわされる。付き合ってることを知ってた旧友達も本人達からじゃなくて孤爪の配信でそれを知るから「教えろよ!?!?」って怒られることになるよ。