雛が小さくなるIF。わくわくが隠しきれていない菅原の熱烈な視線に若干の怯えを見せる。きゅうって西谷の裾握り締めて眉間に皺を寄せて菅原をじぃっと見るから「ビビらせるの止めろ」って澤村がすぱーんと頭を叩く。
「ビビらせてませんけど???」「あの顔見てみろ。どう見ても怯えてるだろ」「ちっちゃい眉間にシワ寄ってんの可愛いなあ〜〜」「ダメだこれ」って呆れる澤村とはしゃぐ菅原がいる。見かねた縁下が「あのお兄ちゃん、雛とお話したいんだって」ってフォローすれば恐る恐るひょこっと西谷の影から顔を覗かせた雛が「……こわくない?」って言うから思わず笑っちゃう。
「怖くねぇよ」って西谷がぐりぐり頭を撫でればそおっと、そおっと、菅原に近付いて「こんにちわぁ…」ってもじもじしながら言うから隣にいた澤村も被弾。余りの可愛さに2人して天を仰ぐから「何であの2人泣いてるんですか…」「我が子が初めてパパとママって言った時みたいなリアクションしてら」って月島と田中が呆れ半分で笑ってる。
「こんにちわ。ちゃんと挨拶できて偉いな」って澤村がしゃがみ込んでぽんぽんって雛の小さな頭を撫でれば、ぽぽっとほっぺが赤くなる。「あのね、雛ね、もうさんさいなの。おねえさんなんだよ」ってふんすって鼻を鳴らしながら言うからまたしても余りの可愛さに胸を抑える2人がいる。
「雛ね、雛っていうの。おにいちゃんのおなまえも、おしえてください」って胸の前で小さな手を握り締めて聞かれて答えない訳が無い。「だいちくんと、こーしくん」ってふにゃふにゃ笑う姿にもれなく皆ノックアウト。「な、雛。俺の事お兄ちゃんって呼んでみて」ってにこにこ笑った菅原が言えばきょとんと首を傾げながら「こーしおにいちゃん?」って言うから「ああああ可愛いいいい」ってがばっっと雛を抱きしめる。
「くるしいい」って言いながらもきゃらきゃら声を上げて笑う雛に菅原も笑いながら「可愛すぎの罪で逮捕する!」ってこちょこちょすれば、小さい子特有のけたけた笑う可愛い声が体育館中に響くから皆の頬が緩むのはもうしょうがないよね。
「さすがスガさん…子供の扱いばっちりだ…」って感動する木下達に「精神年齢が近いだけじゃ…?」って山口が苦笑いしてる。その後もしばらく2人できゃっきゃって笑いながら遊んで「だいちくんたすけてぇ!」ってきゃー!って笑いながら雛が澤村の方に走っていく。
「こらスガ、あんまりイタズラしない」って苦笑いしながら軽々雛を抱き上げて「汗びっしょりだな」って苦笑いしながらタオルで汗拭いてる姿があまりにも父すぎて「いや父じゃん…」「様になりすぎてんな」って成田と西谷が笑ってる。
「ほら雛、水飲もうな」って菅原が抱っこされてる雛の所にペットボトル持ってきて飲ませてるから、今度はその姿が母にしか見えなくて「今度は母出てきた…」「仲良し家族の休日見てる気分…」って縁下と東峰が話してる。
その後遊び疲れて澤村に抱っこされたまま、胸元にこてっと頭を預けてすうすう寝息立て始める雛がいるから、その可愛さにまた全員がダメージ食らうことになるよ。