追放します。

合宿中に暑さでちょっと頭痛いなって思ってた雛。「こっち来い」って夜久に呼び出されて「?何かありました?」って近付いたら肩に手を置かれてくるっと体を反転させられる。そのままぐぐぐ〜〜って押されるまま出口に歩かされるから「つ、追放ですか!?」って叫ぶ。

「はいはい追放追放」って日陰になってる外の階段の所に座らされて「な、なぜ…!?私まだ何もしてないです!」って言ったら「これからやりますみたいな言い方やめろ」って笑いながら「水分補給ちゃんとしてんのか?顔色悪いぞ」ってスポドリ入ったボトルを差し出してくれるからぽかんとしちゃう。

「ぁぇ…?」って目をぱちぱち瞬かせてれば「お、連行完了?」ってイタズラっ子みたいに笑った菅原がタオル持ってやって来るから「スガさん?」って首を傾げれば「やっぱ全然汗かいてないし、これはダメですねぇ」って頭にふわっとタオルをかけられるからもっと頭の上にはてなが浮かぶ。

「とりあえずそれ飲んで、ここでちょっと休憩な」って菅原に頭をぽんぽんって撫でられて「頑張ってくれんのは嬉しいけど、それで雛が倒れたら元も子もないからな」って夜久も笑って言うから、そこで初めて体調不良に気付かれてるって分かって「…ごめんなさい」ってしょんぼりしちゃう。

休んでも大丈夫って思ったら一気に安心しちゃって暑さで頭がぼうっとしてる中で「むり、してたつもりじゃなくて…だって、みんなもがんばってるのに、」って小さい声で呟けば「うん。俺達も頑張ってるから、同じくらい雛も頑張ってくれてるんだろ?」って菅原がしゃがみ込んで顔を覗き込む。

「だから、俺達が休憩する時は雛も休憩しないとダメだろ?一緒に頑張ってんだから」って今度は夜久が雛の頭を撫でてくれるから「スガさんも、衛輔くんも、やすむ…?」って2人の服の裾をきゅっと握れば「うん。休むよ」「ちゃんと一緒にいるから」って2人が隣に座ってくれるからゆっくり目を閉じる雛がいる。

眉間に皺を寄せて目を閉じる雛を見て「相当痛かったんだろうな。眉間に皺を寄ってる」「言ったら心配かけるから〜とか思ってたんだろうな」「ったく…そんなの言ったくらいで迷惑な訳ないだろ、ばか」「ほんとに困った後輩だねぇ」って2人が笑いながら話してるし目が覚めた雛が「ごごご、ごめんなさい…!」って謝ってるのを見て「ん、顔色だいぶ良くなったな」「しんどかったらすぐ言えよ」って2人が笑って言えば「うん…ありがとう、ございます」って雛もふにゃんって笑う。

「後輩は手がかかるくらいが丁度いいんだよ」って笑う夜久も「そうそう。むしろ手がかかる子ほど可愛いってもんだよな」って笑う菅原も、2人とも良い先輩だから雛だけじゃなく皆もくっ付くし、何かあるとすぐに2人に相談しに行くよね。2人に1番べったりなのは雛だから、2人からすれば可愛くて甘やかしたくてしょうがないって感じです。

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