梟谷の皆と一緒にいた雛。「は、っ…ぷし…っ、」ってくしゃみするから皆一瞬時が止まる。「…今の何…?」って雛を見る木葉に「くしゃみで…ぅっぷしゅんっ、」ってもう1回くしゃみして「ぅぁぁ…」ってぷるぷる頭を振ってるのばぶちゃんすぎる。
「寒い?」って顔を覗き込んでくる木兎に「だいじょぶです」って返すけどまたすぐに「はぷ、っしゅん、」ってくしゃみするから「やっぱ寒いんじゃん!!」って大慌ての木兎が上着脱ごうとするから「それは木兎さんが風邪引くんで止めてください」って赤葦が止めることになる。
「何でマフラーしてこなかったの」って赤葦が自分のマフラーを外しながら声をかければ「いけると、おもった」って悔しそうな顔するから「毎回それでいけないでしょ」って笑いながら雛の首にマフラーをふわっと巻いてくれる。
「あったかい」「あったかいから付けてるんでしょ」「そうとも言う」「そうとしか言わないよ」って呆れたように笑いながら「風邪引かないようにね」って頭を撫でてくれる赤葦に「ありがと!」ってご機嫌になってれば「え、まって…?雛ちゃんのくしゃみでめちゃめちゃときめいてるの俺だけ???」って木葉が言い出す。
「ときめいてるんですか?」って首を傾げる雛に「だってあんな可愛いくしゃみ初めて聞きましたけど???」って木葉が言うから「くしゃみに可愛いとかあるんですか…」って雛が益々首を傾げる。「赤ちゃんだった」って頭を撫でながら木葉が言うから「赤ちゃんじゃないです」って頬を膨らませた雛がぷんすこ怒る。
それすら可愛くて「ごめんごめん。雛ちゃんが可愛いからちょっとだけ意地悪シマシタ」っていたずらっ子みたいにくしゃっと笑った木葉が頭をぽんぽんって撫でれば「…特別に、ゆるします」って簡単に許してくれるから吹き出して笑っちゃう。
「さーて、行くか〜」って出発しようとしたら今度は木兎が「俺も雛ちゃんの頭撫でたい!」って言い出して返事をする間もなく雛の頭に木兎の大きな手が乗っかってわしわし撫でられるから「ぁう、あう…」ってあまりの勢いの良さに頭ぐわんぐわんされる雛がいる。
「めまわった…」「首もげてない?」「もげた…」「ほら木兎〜〜雛ちゃんの首もげちゃっただろ〜」「エッ!?マジ!?ごめん!!!」「仮にマジだったとしたらごめんで済むレベルじゃねーよ」って皆でけらけら笑いながらお出かけに行くけど、事ある毎に「雛ちゃん寒くない?」「なんか温かいの飲む?」「寒かったら教えて」って皆に言われるよ。