ごとっと鈍い音を立て、ナマエの手からカップが床に滑り落ちる。ホンゴウに誘われ、彼の私室でお茶を飲み始めて数分。突然ぐらりと歪んだ視界に咄嗟に踏ん張る代わりに、カップが手から滑り落ちてしまったのだ。
幸い中身は既に飲み終えていたことと、そのコップは機能性を重視するホンゴウが「落としても割れにくいから」という理由で購入していたものだったため、落ちたところで簡単に割れるようなものでなく。被害は特に生まれずに済んだ。
落としてごめん。そう言いながらナマエは手を伸ばす。けれど拾おうと伸ばした手は、再び歪んだ視界に自身の胸元へと握り込むことになってしまう。
先ほどすぐに戻った視界は今度は戻ることはなく。ついにはちかちかと火花が散ったように白い光が瞬き始め、心臓が痛いくらいに早鐘を打ち始めた。肌が粟立ち、寒気かと思った直後、全身を震わせるような熱が下腹部に沸き上がる。混乱と共に吐き出した吐息は、この場にそぐわぬほどなまめかしい熱を帯びていた。──なに、今の。
思考に身体が付いていかないことはあったけれど、その逆の、思考が追い付かないなんてことは初めてだ。
思わず守るように身体を抱き締めたナマエの視界に、見慣れた黒い靴先が映る。ナマエ、と呼ぶ声に込められた、いやに艶を帯びた音。耳に入ったその瞬間、支配されかけた脳内が、かろうじてひとつの可能性を導き出した。
「なに、入れた、の、」
信じたくないと思い尋ねる。声はひどく震えていた。
ホンゴウはナマエの目の前にしゃがむと、俯く顎に手を添え、そっと視線を合わせるように持ち上げる。切り揃えられた爪先で、まるで猫でも可愛がるかのようにそこを柔く撫でながら、目を細め。それはそれは楽しそうに、にこりと微笑んだ。
「媚薬♡」
「ゔあっ♡あ、っああ!♡」
大きな嬌声と共に、細い肢体が跳ね上がる。丸まった足先はシーツを蹴りながら逃げようと藻掻くが、後ろから回された二本の腕がそれを許さなかった。
「すげえな…胸だけでイけんのか」
「っ…♡」
耳元で感心したように呟かれる言葉は、半分は興奮によるもの。もう半分は医者としての感心といった風で。あまりにデリカシーのないその発言に、ナマエは顔を真っ赤に染め上げた。ふざけるなと言い返してやりたかったが喉から出るのは嬌声だけだった。
ホンゴウの私室、ベッドの上。ナマエはホンゴウに後ろから抱きかかえられ、ひたすら胸を弄られていた。白いシャツはボタンをすべて外され、ホックを外された下着は胸の上へと捲り上げられている。薬を盛られて約一時間の間、ホンゴウはずっとナマエの胸を弄っていた。
柔らかな感触を楽しむように揺らし、脇から胸への横のラインを辿り、乳輪の周囲を指先でなぞり。ようやく確信に触れる頃には、ナマエの身体はすっかり高められ。勃ち上がる胸の先を軽く摘まみ上げられただけで、大きな声を上げて達してしまうほどだった。
身体を拘束するホンゴウの腕に必死にしがみ付きながら、ナマエは快感に耐える。飲んだ茶の中にどれほどの薬が入っていたかは分からないが、胸を触られただけでこんな状態では効果は相当に強いらしい。
このまま弄ばれ続ければ確実に理性は飛び、みっともない姿を晒すことになるだろう。それは避けたかったが、どうやらホンゴウはそうならないぎりぎりを分かっているようで。意識を失うこともできず、ナマエは与えられる快感に従うことしかできなかった。
「考え事か?」
「ひぁ、ん…っ!♡」
ホンゴウは赤く染まる耳元で囁きながら、胸に触れていた手を下へと滑らせズボンのボタンを外すと、ゆるりとその中へ差し入れた。
身体のラインを強調するほっそりとしたズボンの中でホンゴウの手は少しばかり窮屈だったが、それでも下着越しに秘部に触れるには充分で。むしろ窮屈がゆえに掌を全体を押し付ける形となり、その状態が顕著に感じ取れた。
「はは…すげえ、びちゃびちゃ」
クロッチは溢れた蜜で秘部に貼り付き、その形をくっきりと浮かび上がらせている。きっと色も濃く変わっているのだろう。
ホンゴウは布越しにあわいを上から下へとなぞりながら、勃ち上がる突起へ指先を触れさせる。
「い゙っ、あ゙…ッ!♡」
下着越しだというのに、まるで直接触れられたときのような感覚にナマエの視界が霞んで、一瞬息が止まる。
それは胸を弄られたときよりも激しく。何も入っていないはずの腹の中が、ぎゅうぎゅうと蠢いていた。
「やっぱこっちの方が、胸よりか反応いいな」
「っふ…う…♡」
「…早く直接触りてえな」
ホンゴウはナマエの頭を撫でながら溜め息交じりに囁く。ただ、そう言いながらも手は相変わらずゆるく秘部をなぞるだけで。どうやらまだこのまま下着越しに虐めるつもりのようだった。
「苦しかったら言えよ。まあ骨の辺りだし、大丈夫だとは思うけど」
「は、え……っ!?♡」
手をさらに差し入れ、秘部全体をすっぽりと覆う。会陰を指先で柔く弄りながら、分厚い掌の付け根部分で突起がある秘部の上部分を、ぎゅむっと軽く圧迫し始めた。そしてそのまま、くすぐるように左右に揺さぶる。
「やあ゙あッ!♡あ、ゔっ、あ゙、ああぁっ!♡♡」
敏感に勃ち上がる突起を柔く圧し潰されながら、細かく振動を与えられる。しとどに濡れているおかげで下着越しでも摩擦が少なく、小さな動きでも刺激は強すぎるものとなる。
ナマエの身体は無意識のうちに逃げようと動くものの、腰が上がればより押し付ける形となってしまい。かといって引けば、まるで存在を主張するように、背中に硬いものが押し付けられてしまう。
ずり…と背中を擦るそれが何かなんて、熱に浮かされた頭でも分かる。びくりと肩を跳ねさせるナマエにホンゴウは小さく笑うと、圧迫していた手に力を込め、さらにナマエの背中にぐいぐいと腰を押し付け始めた。
布越しでも分かるほど硬くなっている、ホンゴウの屹立。それが与える快感を知っている身体は、存在を意識してしまった途端、余計に感度が増していく。──これで今の、どうしようもないほどぬかるむ中を突かれたら、どうなってしまうのか。そんな考えが頭を過ぎった。瞬間、ナマエの肌がぶわりと粟立った。
「っん゛ん!♡あ゙、んあ、ぁ──っ!♡♡」
強張った肢体からふっと力が抜ける。今度は押さえ付けられることなく、達した身体は前に傾き。支えを失った上体はそのままベッドへとうつ伏せに倒れ込んだ。
浅く呼吸を繰り返し軽く咳き込んですらいるナマエは、半ば信じられない気持ちだった。──今、自分は挿れられること考えただけで達してしまったのか。嘘だろう。そんなこと、生娘でも、散々調教された女とて中々起きることではない。
「服、脱がせるからなー」
放心状態のナマエをよそに、ホンゴウは汗で額に張り付いた髪を退かしてやると、楽しそうな声でそう言いながら服を脱がし始めた。
服を全て取り去ると、腰を掴み、下半身だけを上げさせる。数度達し蜜をこぼす秘部が目の前にさらけ出され、ホンゴウは思わず喉を上下させた。
「おー…まだ中触ってねぇってのに、すげえな……♡」
ナマエはなんとか後ろを振り向き、自身の肩越しにホンゴウを見やる。眉を八の字に下げ、細めた瞳をとろけさせ。ゆるりと口角を上げたその顔は、まるで熱でも出たように真っ赤に染まっていた。
「あ、れ…ろこで、買った…っ、」
「俺が作った」
「あ…?」
呂律の回らぬ状態でなんとか尋ねれば、ホンゴウは淀みなくそう答えた。あまりに自然な、当たり前だろうといった声音の返事に、ナマエは間抜けな声を上げてしまう。
「市販のよく分からねえやつを、ナマエに飲ませるわけにはいかねえだろ?だから店の奴に色々聞いたり…あとは医学書の中でもそういう文献って昔からあったから、それ頼りに自分で作ったんだよ」
話している間も、ホンゴウの手は腰、背中から胸へと辿り着き、下乳に指先を埋めながら、シーツに擦り付けられていた胸の先端をくりくりと弄んでいる。
「ん、ゔ…♡あ、は、あん、っ♡」
「それで一週間くらい前にようやく完成したから、試しに自分で飲んでみたんだ。そうしたら丸一日部屋から出られなくてよ…我ながらヤバいもん作っちまったと思った」
まるで、中々手に入らない薬草が手に入っただとか、調合が成功しただとか。そんなときのように楽し気に「いやー、あれは大変だったな」とあっけらかんと言い放つホンゴウに、ナマエはふと思い出す。
確かに一週間と少し前、体調が悪いのだと言い、ホンゴウは医務室を締め切り、隣の私室にも閉じこもっていたことがあった。
ホンゴウにしては珍しい。でもここ数日徹夜で色々とやっていたみたいだから、きっと疲れが出たんだろう。今日くらいは船医にも休みをやらなきゃな、と。日頃気苦労の絶えない船医を皆で労い、その日は誰一人として怪我をしないよう努め、居住区の奥にある医務室の付近にすら近寄らないようにしていた。
ナマエも心配する気持ちはあったが、「俺が体調崩したらナマエに看病してもらいたい」と、曇りなき眼で堂々と宣言しているホンゴウが、ナマエにさえ近付くなと話しているのなら、よほど酷い状態なのだろうと思い。心配の声はかけつつも、そっとしておいたのだ。
だというのに。ホンゴウはそんな周囲の労わりを無碍にしていたどころか、部屋にこもり、ひとり熱を処理していたらしい。
馬鹿すぎる。そして最低すぎる。心配していた皆に誠心誠意謝れと、持ちうる言葉をすべて使い捲し立てたいけれど、今のナマエでは呂律が回らないどころか、まともな言葉になるかどうかすら危うい。できるのは、まだなんとか動く頭の中で、罵倒の言葉を並べることだけだった。
「熱が収まるまでで一日。で、薬が抜けて完全に後遺症が無いって判断できるまでで…まあ大体一週間くらいか。それでお前に飲ませたんだ」
誰かに試す前にまず自身の身体で実験する辺りはホンゴウらしいが、そんなところで良心と常識を働かせるのなら、そもそも使用するなんてことはしないで欲しかった。
なにより言葉から考えるに、開発にはそれなりに時間がかかったのだろう。どうしてその労力を他に割かないのか。いや、割いているからこそ、こんな変な薬開発に没頭してしまったのだろうか。どちらにしろ最悪だ。言ったところで、こうなってしまってはもう意味などないのだけれど。
それより、とナマエは思う。ホンゴウの体躯と体力で約一日は薬が抜けなかったということは、どれほどの量を盛ったか分からないが、下手をすれば二、三日はこの熱に悩まされるのかもしれない。
こんな狂った状態を一日中?もしくはそれ以上?そう考えただけで、ナマエは頭がおかしくなりそうだった。
「ゔぁ…ッ!?♡」
最悪の事態に顔を青ざめさせるナマエをよそに、ホンゴウは尻たぶをするりと撫でながら、蜜をこぼす入口に親指を引っかける。直接触れられていないにもかかわらず、空気にさらされたそこは、こぽりと泡を弾けさせていて。広げられたことで許容を超えた蜜が、柔らかな内ももを伝いシーツへと落ちていった。
あまりに淫猥な光景に、焼き切れそうになる理性のホンゴウは必死に保っていた。そうでもしないと、この薬を一人で使ったとき以上に理性がぶっ飛び、本当にナマエを壊しかねないからだ。落ち着けと自身に言い聞かせるように、深く長く息を吐く。
「指、挿れるぞ」
「っ♡ぃ、あ…ッ♡」
ひくつく秘部へ一本指を差し入れる。既に数回達していることもあり中は温かくぬかるんでいて。一気に入れては傷を付けてしまうかもと心配もしたが、この状態ならば大丈夫だろう。ホンゴウは一本目の指をゆるりと曲げながら、二本目も挿入していく。
「ひ…い゙っ!♡あ、ぅあ、ああ…ッ!♡」
予想通りなんなく飲み込まれていった二本の指を、じゅぶじゅぶと卑猥な音を立てながら動かす。曲げて、爪先で軽く引っ掻くようにして。普段はあまり責めない背中側の壁を擦ってやれば、上げられた腰が大きく跳ねて、中はもっと欲しいとばかりに指を締め付ける。
「んぁっ!♡ひ、あ、あんッ♡は、あ、♡♡」
上がる嬌声を少しでも抑えようと、ナマエは近くにあった枕に縋りつくように顔を押し付け耐える。身体は快楽に何度も崩れ落ちそうになるけれど、中で暴れるホンゴウの手がそれを支え。半ば強制的に腰を高い位置に固定されていた。
「ほんごっ、も、むりっ♡つらい、ああ゙あ…っ♡」
「大丈夫。ナマエの体力ならまだイケるだろ」
「ひ、ぃっ♡やら、むり、ぃ、いくっ♡またいっちゃ、あ゙──ッ!♡♡」
指を出し入れすると蜜をこぼす秘部に、ぎくぎくと震える柔らかな内もも。誘うように跳ねて揺れる腰に、中が締まる度ぱくぱくと小さく開閉する後ろの穴。視覚からの暴力とはこのことだろう。ぐらりとひどい眩暈がして。誤魔化すようにホンゴウは指の動きを速める。
上向きで背中側を擦っていた指を、今度は手首を返し正常位のときのように腹側を擦ってやる。そうすれば、いっとう感じるざらついた場所を擦ることとなり。押し付けるように細かく揺すれば、ナマエはひと際大きな声と共に、潮を噴き出し達してしまった。
びしゃびしゃとシーツに降り注いでいった潮は、ホンゴウの手も濡らし、袖にまで染みていく。
「ぁ、う…♡」
枕に涙を広げながら、ナマエは甘さと苦しさをない交ぜにしたよう小さな声でうめく。力の入らない身体は指を引き抜いたホンゴウの手によってベッドの上へ仰向けに転がされ。割り開かれた足の間にはホンゴウが滑り込み、濡れたそこへ躊躇することなく顔を近付けている。
口を開いたままの秘部はホンゴウの吐息がかかる度ぴくぴくと震えている。普段こんな近くでじっくり見ようものなら、拒絶こそなくとも「いい加減にしろ」と怒られていたかもしれない。けれど今のナマエにはそんなことを気にする余裕すらないのだろう、抵抗の意思は一切見られず。それどころか次の快感を期待するように、こぷりと蜜をこぼしていた。
「あー…やばいな…♡」
てらてらと光り、空気にさらされて引くつき、ナマエが呼吸をする度物欲しげにきゅうっと蠢く。自身は媚薬は一切飲んでいないというのに。ホンゴウは興奮で頭がおかしくなりそうだった。
顔を真っ赤にし、ぐうっと眉間にしわを寄せ、けれど口角だけはゆるりと上がり。チャコールグレーのような暗い瞳からは光が消え、その濃さを強くしている。ホンゴウのその様子に、熱に浮かされた状態でも本能的な恐怖を感じ。ナマエは思わず這うように後退る。
ホンゴウはそうして揺れる足を、柔らかな内ももに手を添え抑え込み。衝動に逆らうことなく秘部へとむしゃぶりついた。
「あ゙あぁっ!♡」
宙に浮いていた足がホンゴウの背中を蹴る。意味を為さない小さな抵抗も可愛らしいと思いつつ、お仕置きとばかりに舌を滑り込ませ、尖らせた舌先で抉るように内壁を撫で回し始める。
「や、あ、あ゙あぁ、あ…っ!♡」
溢れる蜜を、じゅるじゅるとわざとらしく音を立てながら吸い上げる。顔の横では柔らかな太ももが、ぎくぎくと硬直しながら震えていた。
「んむっ…ふ、はぁ…ッ」
「ひ、ぐっ♡あ、あ゙ぁ!♡あ゙、あんっ!♡♡」
きゅうと丸まり背中を蹴っていた足先が、ぴんっと伸ばされる回数が徐々に増えていくのを横目で見ていたホンゴウは、ナマエの限界が近いのだと察する。それでも力の入らぬ手で必死にホンゴウの頭を押さえているのは、このままでは顔に潮を噴いてしまうと思っているからだろう。まだぎりぎりでそう考えられるくらいの余裕は残っているらしい。
ホンゴウは足をさらに大きく開かせると、集めた蜜を舌先に掬い取り、勃ち上がる突起へにゅちにゅちと擦り合わせた。
「い゙っ!?♡ひ、ぃ、あ゙、ああぁ、──ッ!!♡♡」
ただでさえ薬で過敏になっているところに、女の身体で一番感じるところへ触れられ。悲鳴のような嬌声と共に秘部からは勢いよく潮が噴き出した。
舌を締め付けながらあっという間に口内を満たしていく潮を、ホンゴウは待っていたとばかりに躊躇することなく飲み込んでいく。
「ふ、は…、すげぇ噴いたな」
最後の一滴までこぼさぬよう、ちゅうっと吸い付きながら口を離す。以前風呂で同じように潮を飲んだときには、何をしてるんだと散々罵倒されたのだが、ナマエはホンゴウの言葉にも反応を示すことはなく。枕に押し付けられた横顔は、どこか遠くの世界に行っているようにさえ見えた。
「おい、ナマエ。起きてるか?」
ホンゴウは口元を濡らす潮を舌で舐め取りながら、涙に濡れたナマエの頬を優しく拭ってやる。触れた瞬間わずかにぴくりと動いたことから、一応まだ意識はあるらしい。
ナマエはゆっくりとホンゴウに視線を向ける。過ぎた快楽と疲労からだろう。靄がかかったように虚ろな瞳ではあったけれど、ホンゴウには分かる。光が見えないその瞳の奥には、未だ抜けない薬のせいで、さらに快感を求めるように熱がくすぶっていることが。
よかったとホンゴウは微笑む。ナマエには酷だろうが、ここで気絶されてしまうのは正直困る。まだ一度も触れていない屹立は、早くナマエの中に入らせろと痛いくらいにズボンを押し上げているのだから。ホンゴウは急いで上体を起こし、興奮で手をかすかに震えさせながら服を脱いでいく。上着、サッシュ、最後のズボンは下着もまとめて引き下ろしてしまった。
「はは…やべえ。ちんこめちゃくちゃ痛え…」
勢いよく飛び出た屹立が腹筋をべちんと叩く。当たった瞬間先走りがわずかに飛ぶ様子に、ホンゴウは苦笑いを浮かべる。
ふと、少しまとわりつくような視線を感じ。そちらに目を向ければ、少し落ち着いたのか呼吸の整ったナマエが、猛り勃つそれをじっと見つめていた。
海のような美しい瞳は、その身の奥で燃える炎に潤みとろけ。淡く色付く唇は息を吐き出す度ふるふると震えている。どうしようもないほど欲に溺れる顔を見られていることにも、ナマエは気付いていないようで。その姿にホンゴウは小さく笑うと、わずかに小首をかしげながら尋ねる。
「…欲しくなった?」
問いかけに、見られていたとようやく気付いたらしく。肩をぴくりと跳ねさせたナマエは、慌てたようにそこから顔を反らす。
「なあ…ナマエ。これ、欲しいのか?」
投げ出された足首を掴み大きく開かせる、ぬかるむあわいへ、ぴとりと屹立の裏筋を押し付ける。
「ひ…っ♡」
「教えてくれよ。そしたらさぁ…、」
「あ、あ…ッ♡」
ぐっと上体を屈め、押し当てた裏筋ですりすりと入口を擦り始める。全体を圧迫しながら動けば、浮き出た血管の凹凸ひとつさえ感じ取るらしく、ナマエは小さく声を上げている。
覆い被さるようにナマエの顔の横に両腕をついたホンゴウは、耳元に唇を寄せ、はあ、と吐息をこぼしながら続ける。
「お前の、いっちばん好きなとこ…めちゃくちゃに突いて、弄ってやるから……♡」
言いながら、ホンゴウは真っ赤に染まる耳へ、かぷりと噛みついた。
「ぃ、───っ!♡♡」
その瞬間、ナマエは声にならない音と共に喉を仰け反らせた。秘部が裏筋にちゅうっ♡と吸い付く。
自分の身に何が起きたのか、ナマエ本人も理解できていないようで。大きな瞳を見開きながら、あ、あ、とうわ言を漏らしている。
まさか声だけで達するとはさすがにホンゴウも思っておらず。驚くと同時に、異様な高揚感が腹の底から湧き上がってくるのを感じた。
「いい子だなぁ…ナマエ♡」
声だけで達せたことを褒めるように、ホンゴウはさらに熱を込めて囁き。舌を伸ばし縁をなぞりながら、穴に舌先を浅く出し入れする。
「んゃ♡あ、っ!ぁ、う♡あ、やぇ、て…っ♡」
「なんで?気持ちよさそうなのに」
「ん゙、ぃっ♡ひ、ぃ、あ、あ゙ん…ッ♡♡」
吐息と、声と、舌の熱さと。すべてが刺激となりナマエを追い詰めていく。舌で耳の縁をなぞれば、白く粘ついた重たい蜜が奥からどろりと溢れ。ホンゴウの動きに合わせて屹立にくちゃくちゃと絡んでいる。
「はっ…なあ、ナマエ。欲しいって言ってくれよ…」
はやく、と強請りながらホンゴウはわずかに腰を引き、今度は先端を押し当てくぷりと埋める。狭い入口を押し広げられる圧迫感に中は奥へと誘うように蠢くが、ホンゴウはそれ以上腰を進めようとはしない。自身も限界のくせに、意地でもナマエに言わせたいらしい。
圧迫感と共に壁を抉られ、奥を突かれて、熱いもので腹を満たされて。考えただけで気が狂いそうなほどの快楽がナマエの脳内を襲う。ぐるぐると回る思考は、もはや正常な判断などできなくなっていた。ただひたすらに目の前の男と、男から与えられる暴力的な快感だけが、欲しくて仕方なかった。──ああもう駄目だ。ナマエは力の入らぬ腕をなんとか動かし、顔の横につかれたホンゴウの腕を縋るように掴んだ。
「も、ほんごぉ、っ♡はやく♡おく、おく突いてぇ……っ!♡♡」
もはや叫びに近い懇願だった。ホンゴウは聞くや否や、叫びごと呑み込むようにナマエの唇を奪う。みっともなく出ていた舌を加え込んで柔く噛み、吸い上げ、自身の口内へと引きずり込む。小さなそれを唾液と共に絡ませれば、苦し気な声がホンゴウの喉奥へと消えていく。
前のめりになるホンゴウの身体につられ、ナマエの腰も軽く浮き上がる。そのまま自身の太ももにナマエの尻たぶを乗せるようにしながら、少し上を向いたそこへ、ずぶんっ!と一息に奥まで突き入れた。ごつん、と。先端が当たる音が響く。
「ぃ、ん゙──ッ!♡♡」
跳ね上がる細腰を押さえ付け、先端をぴったりと子宮口に着けたたまま、くすぐるようにわずかに腰を動かす。それだけでもナマエは軽く達しているらしく、ぷしっと小さく噴き出た潮が互いの下生えを濡らしていく。
詰めたようなか細い声にホンゴウは名残惜しさを感じつつも、ちゅるっと舌を吸い上げながらナマエの唇を解放する。かふ、と唾液の混ざった咳が細い喉から飛び出ていた。
「あ゙…っ♡ひ、ゔ…ッ♡」
ずりずりと後頭部をシーツに擦り付け、ナマエは喉をさらけ出す。ホンゴウは仰け反る喉元をつー…と舐め上げ。顎先へとキスをながら、とちゅとちゅと奥を突いていく。
「あ゙っ、♡は、あ゙♡っ、♡」
「きもちいいなぁ、ナマエ…♡」
「ん゙ん♡んぁっ♡あ゙、は、♡あ、あ、あ゙んッ♡♡」
突き上げる度押し出される掠れた声。辛いのだと分かる音ではあったが、同時に身体はようやく与えられた快感に喜んでいるようで。されるがまま宙をかいていた足が、もっとと言うようにホンゴウの腰へ絡められる。
より密着することとなり嬉しくなったホンゴウは、腕に縋りついてたナマエの手を掴むと、そのまま自身の背中に回させる。そうしてわずかに浮いたナマエの背中とシーツの間に、今度は自身の腕を差し込むと、隙間を無くすくらい強く抱き締めた。
互いの間で柔らかな胸がつぶれる。汗ばんだ肌がぬるりと触れ合う感覚が、とても心地よかった。
「あ゙ー…いい反応♡かわいいなぁ、ナマエ…♡」
「あ゙、っ?♡う、あ、あ゙♡」
吸い付く子宮口に先端をはめ込み、小刻みに揺さぶる。とろけていた瞳が大きく見開かれ、涙が雫となって飛んでいく。
「ん゙、ぃっ!♡あ゙、い゙、ッ!♡いくっ♡♡」
「んー…?もう何度もイッてるだろ」
「ちが、あ゙♡ああぁッ!♡あ゙っや、やら、あ、あ、〜〜っ!♡♡」
「っあ゙ー…♡」
ぐっと腰を押し付け下腹を擦り合わせるように捻じれば、ホンゴウの下生えが、繋がるそこで小さく勃ち上がる突起に擦れたようで。秘部からぶしゃっと噴き出した潮が、ホンゴウの腹筋へと飛び散った。
ホンゴウも締め付けに耐えられず中へと吐き出す。子宮に直接注ぎ込まれる精液の熱さに、ナマエは身体を痙攣させ、ホンゴウの背中を縋るように引っかいている。
「ぅ、うう、〜〜〜っ♡♡」
普段は、ホンゴウの身体に傷ひとつ付けないようにと気を遣いシーツを握り締めてばかりのナマエが、理性がぶっ飛んでいるとはいえ自分の身体に傷を付けてくれることが嬉しくて。ホンゴウは衝動のまま、最後の一滴まで注ぎ込むように腰を押し付ける。
我慢に我慢を重ねていたせいでやたらと長かった射精がようやく終わり、ホンゴウは深く息を吐き出しながらわずかに腰を引く。
「はぁ…ナマエ、一旦抜くぞ…?」
「あ゙…♡ら、めっ♡抜いちゃ、…ッ♡」
「ん゙ん…っ!そんな可愛いこと言うなよぉ〜…」
ホンゴウはともかく、ナマエはぶっ続けで絶頂を迎えている。せめて一度水分補給も兼ねた休憩をと思ったのだが、その言葉に悲しそうな顔をしながら、離れないようにと腰に絡めていた足でホンゴウを引き留める。
そのあまり可愛さに、何故かホンゴウの方がべしょりと泣きそうな顔で、情けない声を出していた。
「やだ…ほんごぉ…っ」
ぐずぐずと涙声で自身の名を呼ぶナマエの積極さと可愛さと、後はその他色々に心臓を鷲掴みにされながらも、ホンゴウは「ごめんなぁ…」とナマエのつむじやこめかみにキスをし、ゆっくりと屹立を抜いていく。
最後の雁首を、入口を割り開きながら引き抜けば、屹立の先端と秘部が糸で繋がっていて。それを断ち切るように、吐き出した精液が後を追って溢れ出してくる。
「あー、こぼれちまったなぁ…」
「ぁ、…ッ♡」
抜いたそばから腹の奥底が切なく疼くのを感じ、ナマエはホンゴウを見上げる。青い瞳は涙を滲ませ、早く欲しいと訴える。ホンゴウは誘われるまま顔を近付け、物欲しげに薄く色付いた唇へ、ちうと吸い付いた。隙間からすぐに滑り込んでくる分厚い舌に、ナマエは嬉々として自身のそれを絡ませる。
「ん゙、んむ、っ…♡」
「は、ん…っ」
「ふ、ぁ…♡ほんご、ぉ…ッ♡」
キスに夢中になるナマエの身体を、ホンゴウの手が滑る。片手は呼吸の度ふるふる揺れる胸へ。もう片手は下へと滑り、ぱくぱく蠢く秘部へと触れ。まだわずかに皮を被ったままの突起をつるりと剥いてしまった。外気にさらされ震える突起に、ホンゴウの指先が触れる。
「あ゙、っ♡───ッ!♡♡」
その瞬間、ナマエは身体を大きく仰け反らせた。ぱっと離れる唇に名残惜しさを感じる間もなく、秘部からはぷしゃりと潮が飛ぶ。
触れられただけで粗相したように漏れ出る潮を、情けないだとか、みっともないだとか。そうやって恥じることすら、もうできなかった。
「やあぁっ!♡そこぜんぶ、ッ♡ぜんぶ一緒っ、らめぇ…!♡♡」
「なんで?気持ちいだろ?」
「あ゙っあっ…!♡やっ♡あ゙、あっん!♡♡」
胸を掌全体で揉み、突起の先端を爪先で引っかき。もう片方の手では秘部の突起を根元から摘まみ上げ、蜜を纏わせ扱き上げ。ぬかるみの中には突起を扱く二本の指とは別に、精液を壁に塗り込むように二本の指が挿入されている。
それぞれの指が意思を持ったように異なる複雑な動きをできるのは、医者としての器用さのおかげなのだろうか。ナマエからしてみれば、胸の先で尖るそこも、秘部で皮の剥かれた突起も、奥に欲しいと蜜を溢れさせる中も。女の身体でただでさえ敏感な場所をすべて同時に責められるだけでも辛いのだから、そんな器用さをここで発揮しないで欲しいのだが。
「や゙らぁっ!♡も、なか、なかほし、ぃっ!♡」
「んー?だから指入れてるだろ?」
「ちがっ、あ゙♡ホンゴウの、ッ♡」
ナマエはホンゴウの背中に回していた手に力を込め、その身体を引き寄せる。
「ホンゴウの、ほしぃ…っ♡」
そうして顔を近付けると、小さな舌でぺろ、とホンゴウの唇を舐めた。
その行動にホンゴウは目を見開きながら、びくっと肩を跳ねさせる。
「…俺の?もっと欲しい…?」
興奮を必死に抑え込んだ声で聞けば、ナマエはこくこくと小さく頷く。ホンゴウはとろりと瞳をとろけさせ、「そっかぁ…」と嬉しそうに笑うと、締め付ける中からあっさり指を引き抜いた。
ゆったり呟くような声音とは裏腹に、引き抜かれた指は出ていく瞬間、ざらついた場所を乱暴に引っかいていき。その刺激でナマエはまた潮を噴き上げてしまった。
もう少しだけ虐めてやりたいだとか、そんな余裕はホンゴウの中からとっくに消え去っていた。高ぶる気持ちのままナマエを抱き上げると、くるりと向きを変えさせ膝の上に座らせる。
また真正面からするのかと思っていたナマエは、突然変わった視界と解かれた腕に後ろを振り返る。
「あ…なに…?」
「ナマエ、いつも上乗るとき少し痛いって言ってるだろ?でも今なら多分、大丈夫だから…」
汗ばむ肩や二の腕にキスをしながら、ナマエの膝裏にそれぞれ腕を回し、大きく足を開かせたまま軽く身体を持ち上げ。ぴとりと先端を秘部にあてがうと、そのままゆっくりと挿入していく
「あ゙…っ?♡あ、は、ァ、ああ、あ…ッ♡」
背後からすぷずぷと侵入してくる屹立は、先端で腹側をなぞり上げ、雁首と裏筋はざらついた場所を抉る。先ほどまでとは全く違う角度で中を攻められ、互いの下腹部が再び水気を帯びていく。
「っひ、い゙…♡ぁ、あ゙…♡」
膝裏に添えられた手のおかげで身体は支えられているが、同時にその手のせいで足は大きく開かされたままで。反り上がった屹立が、腹側の気持ちいいところを全部刺激していく。
背面で座ったままするこの体位は、くっつくのが好きなホンゴウとはあまりしたことがない。普段の体位とは全く違うため、与えられる快感の質に、ナマエの身体が慣れていないのだ。ただでさえ高められている身体にこれは辛く。目を見開けば火花が散り、ちかちかと明滅している。
蛇口が壊れたように潮を噴くのが止まらなかった。こんなに立て続けに達するのは辛いうえ感覚としても鈍るはずなのだが、それも一向にない。ただただ高められていくだけ。薬が抜けたとて体はおかしくなってしまうんじゃないかと、本気で心配になるほどだった。
「あ゙♡ほんごぉ、ほんごぉ…っ!♡」
けれど限界を知らないとでもいうように、ナマエの身体はホンゴウを欲しがる。揺さぶられながら、ろくに呂律の回らない舌で、なんとか男の名前を呼んだ。
「んー…?どうした、ナマエ…♡」
ホンゴウは聞いているのか分からない、返事とも取れない声でナマエの名を呼びながら、ぱちゅぱちゅと奥を突き上げる。
「んっ!♡は、ぁ♡あ゙、ぅあ、ッ!♡♡」
「ほら、ちゃんと息しろ。深呼吸」
「はっ、ひぅ…ッ♡は、あ、あ…っ」
ホンゴウは背を少し丸め、肩に後頭部を押し付けてくるナマエの頬に横から軽くキスをする。するとナマエが首を傾けるものだから、苦しくなると分かっていたけれど、気が付けばホンゴウは甘い声を漏らすその唇を塞いでいた。
「ふ、ん゙んん♡んぅ、ふ、ぁっ♡は、んむっ♡♡」
呼吸しろと言ったそばから塞いでは意味がないと思ったが、苦しいはずのナマエ本人が嬉しそうにすり寄ってくるものだから、そんな考えはすぐにどこかへ消え失せた。
「っふ、ぁんっ♡ほんご、ッ♡またい、い゙く、っ♡」
「ん…いいぞ♡」
「ひ、ぐっ♡あ゙ッ!ああぁ、あ゙──っ!♡♡」
また仰け反った首筋に顔を寄せ、今度は強く吸い付く。ナマエは今、薬のせいでもはや全身が性感帯になっているのだ。
肌を撫でるホンゴウの厚い舌も、吸い付く唇も、耳元で囁かれるくぐもった低い声も、足を割り開く手も、腹の奥に奥に叩きつけられる精液の熱ささえ。すべてが快感を叩き起こす要素となる。
「あ゙、あ、〜〜ッ!♡い゙、あぁ────っ!♡♡♡」
涙をぼろぼろこぼしながら悲鳴を上げる姿を可哀想だと思えないのは、もしかしたらいけないことなのだろうか。頭の片隅でそんなことを思いながら、ホンゴウは締め付ける中に二度目の精液を吐き出しす。
二度目だというのにその量が減ることも、勢いも衰えることはなく。許容を超え受け止めきれなかった精液が、繋がったままの秘部から潮と混じり溢れていく。シーツにはもはや染みではなく、水溜まりができていた。
肩に擦り付けていた頭をがくりと落としたナマエを支えながら、ホンゴウは屹立を引き抜いていく。
「あ♡あふれちゃ…っ♡」
溢れ出ていくそれにナマエは慌てたように咄嗟に腹に力を込めているが逆効果で。むしろ押し出される形で、ごぷっと吐き出されていってしまう。
水溜まりを避けナマエをベッドに寝転ばせると、ホンゴウは乱れた髪を横に退けてやりながら、悲し気に震える唇を親指でなぞってやる。
「…また出してやるから、そんな顔するな」
甘いホンゴウの言葉に、ナマエは「ん…♡」と嬉しそうに返事をし。そのまま首筋を辿り腰を撫でた手に促され、ゆるりと腰を上げていく。
ホンゴウはその背中に覆い被さり、ナマエの身体を丸ごと抱え込むように抱き締めると、後ろからゆっくりと挿入していった。
「あ、んっ♡ああ、あ゙…ッ♡あ、あ、〜〜っ♡♡」
今度は枕にも縋らせず。ナマエの身体をわずかに持ち上げると、腕枕のように顔の下に差し込んだ。そうするとナマエはホンゴウの腕に縋る他なく。脇の下から手を回し、ホンゴウの二の腕に爪を立てしがみ付く。
「は、あ゙っ!♡あ、あ、んあ、ぁッ!♡」
もう何度達しているのかも分からない身体を、ホンゴウは容赦なく責め立てる。無意識なのだろう逃げ腰になっている身体を、追い詰めるように気持ちいいところを擦り上げ、ばちゅばちゅと奥を突き上げる。
「ほら、腰落ちてる。逃げるなって」
「や゙、ぁ♡あ゙、あんっ!♡っゔ、ああ、あ、は、ッ!♡♡」
奥を乱暴に突かれる痛みは無いようで。どちゅんっばちゅんっ、と突く度、びしゃびしゃと潮を噴いている。もはや普通に感じている時間より、イッている感覚の方が長いのかもしれない。
「あー…またイッちまったかぁ♡」
「っふ、ゔ…♡♡」
「潮もすげえ出てる…♡」
真っ赤に染まり項垂れる細い首筋に吸い付きながら、何度も達することを褒めるように頭を撫でてやれば、それも気持ちいいらしく。ナマエの腰が大きく跳ね、ホンゴウの下腹部に柔らかな尻たぶが押し付けられる。──この様子なら、まだ当分薬は抜けないだろう。ホンゴウはぐりぐりと腰を押し付けながら、ナマエの耳元でそっと囁く。
「薬抜けるまでにあと何回イケるか…頑張ろうな、ナマエ♡」
「ん゙ぅ…♡」
興奮と愉悦を孕ませた声に、ナマエは返事ともとれぬ音を、微かに漏らすことしかできなかった。
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