スマホの特徴

スマートフォン対応サイトを作る前にスマホの特徴を知ることは大事です。


OS operating system

オペレーティングシステム(以下 OS)って聞いたことはあると思います。Windows や Mac OS などがそれです。

Windows XPやWindows 8〜Windows 10 など耳にしたこあるでしょ?これらは主にパソコンに使われているOSです。 その昔「基本ソフトウェア」と呼ばれていたこともあったが、その呼び名のほうが、それが何であるのか何となくイメージしやすいですね。

一方、ガラケーのOSは Symbian OS や Linux が多くの機種で採用されていました。2017年にガラケーの生産を終了すると言ったニュースがありましたが、正確にはこれらのガラケーのOSがスマートフォン向けのAndroidに置き換わるようです。ガラホがそれなのかな。

スマホのOSは「Android」「iOS」「Windows phone」が有名ですよね。

Android

AndroidはスマートフォンのOSの1つで有名な「Google」が開発しています。Androidを搭載したスマートフォンのことを「Androidスマートフォン」や「Android搭載スマートフォン」などと呼ばれてます。 Googleが提供する検索やマップ、Gmail、YouTubeといったサービスとの親和性が高いのが特徴で、これらのサービスのほとんどすべての機能をスマートフォンでも快適に使うことができます。

Androidにはもうひとつ、「とても柔軟である」という大きな特徴があります。端末メーカーは低コストでAndroid OSを自社の製品に組み込んで販売できるので、製品のバリエーションが非常に多く、サイズが大きいものや小さいもの、見た目が凝ったもの、ハイスペックなものや低価格なものなど様々で、私たちはたくさんの候補の中から自分好みのスマートフォンを選ぶことができます。

Androidは機能のローカライズ(地域化)も得意です。AndroidスマートフォンにはあってiPhoneに無いものと言えば「おサイフケータイ」が代表的ですが、こういった日本でしか使われないような機能に素早く対応できるのも、柔軟なAndroidならではの魅力です。

iOS

「iOS」はApple社が、iPhoneやiPad、iPodなどの自社製の端末向けに専用に開発したOSです。国内ではAndroidに並び高いシェアを誇ります。

ハード、ソフト、サービスの全てがApple 1社によって管理されているのでそれぞれの機能の連携がスムーズで、スマートフォンとしての全体的な完成度が高いのが魅力ですが、Apple以外のメーカーがiOSを組み込んだ端末を作ることは出来ないので、Androidスマートフォンのようにバリエーションに広がりはありません。ただ、バリエーションが少ないということは逆に言えば使い勝手にバラつきが生じにくいということでもあり、たとえば最新機種に機種変更をしたときでも違和感なく使い続けられるという良さがあります。

iPhoneと言う1つの機種とAndroid搭載スマートフォンの1つの機種を比較すると圧倒的にiPhoneが多いことは分かると思います。

OS バージョン

同じAndroidでも同じiOSでもバージョンが違えば使える機能や使い勝手が変わります。 新しいバージョンの方がバグが改善されてたり、より快適に使うことができます。

バグ / 不具合

スマホには色んなバグが存在します。
例えば<hr>と言うHTMLタグが反映されない。
サイトに設置されている送信ボタンが押せないなどです。他にも背景画像が固定されない。textareaの横幅が縮小される。

これらのバグはAndroid全てに起こっている場合もあれば、一部の機種のみなどバラバラです。
WEB上のバグだけではなく、アプリやスマホの操作自体のバグなどもあり、改善が進めばOSのバージョンアップがあります。ユーザーとしては開発元?販売元?が改善するのを待つしかないようです。

動作が重い

サイトを利用していて「あれ?このサイト重いなぁ」って感じるときはありませんか? 実際にサイトが重くなっている時もないとは言えませんが、スマホの処理が遅くなっている場合がほとんどです。

以下を試してみると軽くなると思います。

  1. インターネットの通信速度が遅くなった
    昨日まで普通に使えていたのに今日は遅い。この前まで普通だったのに、ここ数日遅い。
    速度制限に引っかかり通信速度が遅くなったことが 原因の可能性が高いです。携帯電話会社よりメールが来ていないか確認してみましょう。
    1. 電波環境の良いWi-Fiを利用する。
    2. 代金を払って速度制限を解除する。
    メモリ(RAM)が足りなくなった
    スマホのメモリを初期状態に戻すことで改善されます。再起動させると良いでしょう。
    記憶容量(ROM)が減った
    使わないアプリを終了させる。
    無駄なアプリをアンインストールする。
    写真や動画などのデータを削除する。
    ブラウザのキャッシュを削除する。