私に落ちた一等星

私に落ちた一等星
とても私では手の届かない、
振り向かれなくてもいいの
右斜め上の席の王子様
彼に色とりどりの彩りを
この小さな掌からこぼさないように、
同じクラスの麗しき君
ひた隠しにする心
偶像崇拝の恋
告白することさえ願わない代わりに、どうか。

彼の薄茶色の虹彩が光に透けて、綺麗だった。

靄のかたち