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外に出れば宇宙船型の研究所はうるさいくらいに音を立てて崩れていく、まるでエイリア学園の騒動に幕を下ろすように
みんなでキャラバンから降りると刑事さんが待機していてエイリア学園の他の子たちを保護したと話している
それを聞いた名前が胸をなで下ろしたのを見て僕も何だかほっとした
「父さん、俺待ってるから、父さんが戻ってくるまでずっと待ってるから」
「私も待ってる、だからその間は私に任せてね」
「ヒロト、名前……」
名前が自信満々に拳を見せる、名前が吉良さんを待つということはお日さま園という施設に残るということだろうか
そうすればまた離れ離れになってしまうのでは、不安になった僕が名前を見詰めていると大丈夫よ、と心中を察してくれたのか笑みを浮かべた
その言葉にひどく安心しきってしまった僕はそのままゆっくりと目を閉じて深呼吸をする
吉良さんをパトカーに乗せた後ジェネシスの子達も別の車に乗せられていく、きっとこの後事情聴取というやつをされるんだ
みんなが車に乗っていく中、ヒロトくんだけがその場に残り、それを見た瞳子監督が側に寄る
どうやら瞳子監督はここでキャラバンを降りてエイリア学園の子達の着いていくみたいだ
「……円堂くん、また会えるよね」
「ああ、もちろんさ! サッカーを続けていれば絶対会える!」
キャプテンの言葉に不安げだった表情に光が差した、それを見た名前も笑顔でヒロトくんの頭を撫でた
それが嬉しかったのか頬を染めて名前に抱きついた、名前も名前でヒロトくんを抱きとめて頭を撫でている
僕の中の嫉妬の炎がめらめらと燃えているが今日のところは許してあげよう
それからヒロトくんが離れたと思えば何かを決意した名前が響木監督に向き合い瞳子監督同様に言葉を発する
「すみません、私もヒロトたちに付いていきます」
「名前……?」
「ごめんね、士郎、これは私のエゴ、ただ私がヒロトたちに付いていたいだけ、だから」
北海道で待ってて、そう言って両手で僕の頬を包み唇に名前の柔らかいそれを重ねた、みんながうるさいくらいに騒ぐものだから良い雰囲気だったのが台無しだ
照れる様子もない名前はみんなに一度微笑むと踵を返し動転しているヒロトくんの手を取って歩き出した
北海道で待ってるからね
アザレアの花
to be continued...?
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