▽パネルでポン他

「真波〜。今日うちにパネポンしに来ない?」
「DS版ですか?」
「ノンノン、スーファミ版だよ。昨日実家からスーファミ持ってきた」
「あ、じゃあ泊まってもいいですか?」
「OK真波! 親御さんの許可取るならいくらでも泊りにおいで!」
「名前、真波、ちょっと待て」
「何? 東堂」
「どうしたんですか?」
「男女が一つ屋根の下一晩過ごすなんて……俺は許さんぞ!」
「別に東堂の許可は必要ないけど……」
「この前も泊まりに行きましたし……ね、名前さん」
「うん。その時は朝までKOFとファイナルファイトしてたよ」
「あ、ちなみに名前さんって格ゲーくそ弱いんですよw」
「それは言わないでw 絶賛修行中だから!」
「格闘ゲームはよくわからないが……とにかく! 二人きりなんてダメだ!」
「えー、何で?……あ、なんなら東堂も泊まりにくる?」
「!?」
「だって二人きりはダメなんでしょ? なら東堂もおいでよ! ほら解決!」
「東堂さんが来るならマリカーしましょう!」
「そうだね! パネポンはいつでも出来るし、三人で出来るゲームと言ったらマリカーだよね!」
「どうせならもう一人呼んで四人で対戦しません?」
「いいね! 黒田呼ぼう黒田! この前の借りを返さねば!」
「いいだろう。この東堂尽八、やるからには全力で行くぞ!」
「東堂さんやる気満々ですね〜」
「黒田〜! 今晩暇?」
「は? はあ……ネトゲですか?」
「いんや、今日は違うよ。私の家で真波と東堂とマリカーすることになったから黒田もどうかなって!」
「マリカーっすか……まあ、いいですよ」
「真波東堂! 黒田オッケーだって!」
「わーい、楽しみだなぁ」
「おお、奇しくもクライマーで揃ったのだな!」
「私クライマーじゃないけどね」
「名前はオールラウンダーだからセーフだ! そして今日は十二時には寝かせるからな!」
「「え〜!?」」
「馬鹿者! 夜更かしは美容の大敵なのだぞ」
「ぶー、夜更かしじゃないよ、オールだよ」
「同じことだ!」
「東堂さんのケチ」
「黒田も何か言ってやってくれ」
「あー、俺と東堂さんは寮だから就寝時間が決まってて、そのサイクルが体に染みついてるんすよ」
「うーむ、黒田が言うのなら仕方ない」
「黒田さんが言うんならしょうがない」
「何だその対応の差は!?」
「寮だとルームメイトとか消灯とか色々規則あるから面倒そうだね〜」
「名前さん、一緒に寝ましょうねー」
「もちろん。黒田も、一緒に川の字になって寝ようね」
「一緒に……まあ、いいっすよ」
「黒田照れてる、可愛い〜」
「俺を無視するなよ! いい加減泣くぞ!?」



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