▼SSS 2本(マダラ/扉間/NRT)
理想(マダラ/扉間/NRT)
「……頭領みたいな男と結婚したい」
「ならオレと結婚するか」
「しません! 私、頭領“みたいな”って言いましたよね?」
「言っておくがオレは一途だし浮気もしないぞ」
「頭領の妻とか荷が重いんで! 何の柵もない次男希望です」
「しゃあイズナはどうだ?」
「イズナかぁ……身分も申し分なく何の柵もない次男……確かに良物件……でもなぁ……」
「何が不満だ?」
「うーん……やっぱりイズナは駄目ですね! あいつとは食の好みが合わないんで!」
「そうか。食の好みなら仕方ないな」
「はぁ、どこかにいないかなぁ……良家の次男……あ、目の前にいたわ」
「待て、そいつは駄目だ」
「頼むからオレを巻き込まんでくれ」
浮気されたらすぐ殺しちゃう子とそれを許して甘やかす頭領(マダラ/扉間/NRT)
「頭領〜」
「たまやったのか」
そう言ってマダラはわんわんと涙を流す彼女の足元に視線を落とす。そこには男性だったものが無残な姿で捨て置かれている。
「だってこいつ他の女と出会茶屋に行ってたんですよ〜!」
「そうか。お前という恋人が在りながら浮気する方が悪いからな。お前は何も悪くない」
「頭領〜!」
「おいマダラ、そいつを甘やかすな」
よしよしと彼女の頭を撫でてやるマダラを、騒ぎを聞きつけた扉間が咎めた。扉間は彼女の足元に視線を移し眉を顰める。
「お前も、一般人をこんなにしおって。処罰の対象だぞ」
「一般人じゃないです〜、恋人ですー。……“元”だけど」
「兎に角。今回は事故として処理しておくが次回はないからな」
「そのセリフ七回目……」
「なんだかんだ言って扉間も甘やかしてるじゃねーか」
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