▽inzm系夢小ネタまとめ

▽影山零治の養子(inzm)

 フォルダ整理してて見つけたのでネタ帳に供養

影山名前
 影山零治の養子として引き取られ文武両道才色兼備に育てられる。サッカーの才能はあったがサッカーに関することを一切させてもらえず。
学校もサッカー部のない雷門に通わされていたが円堂がサッカー部を立ち上げたのをきっかけに、零治には内緒でサッカー部に所属し、帝国学園との練習試合で才能を爆発させる。
 サッカーに関わったことを零治に知られ咎められるも、話し合いの結果そのままサッカー部にいられることとなる。

 零治が本当はサッカーを愛していると知っており父親として敬愛している。若干ファザコン気味。

▼必殺技

パーフェクトフリーズ:ボールを凍らせ高い位置から踵落としでゴールへ入れるシュート技でボールに触れた部分を凍らせる程度の効果がある

アイシクルフォール:敵が侵入出来ないよう氷柱でゴールまでの道を作るドリブル技

ダイヤモンドブリザード:局地的な猛吹雪を発生させ相手の視界を奪い、その隙にボールを奪うブロック技


・十年後
 髪が肩まで伸び春奈同様にサングラスを頭に掛けている。プロリーグにて活躍している有名選手だが急に長期休養に入ってしまう。その真相は雷門の監督補佐をするためであった。




・プロット未満の書きたいこと

・FFI時はやたらと不動を気にしてる
・エイリア終了後あたりから学校行かないで引きこもり、零治のビデオ等を見て能力向上させてた
・FFI選抜で新技披露
・元お日さま園出身
・エイリア編は大阪手前で離脱、沖縄で豪炎寺さんと一緒に合流
・零治事故死後情緒不安定に
・ガルシルドに対しての憎しみが酷い、殺したいほど憎い
・鬼道に嫉妬




・イギリス戦前のパーティー

「名前さん似合ってますね!」
「ああ、家柄が家柄なだけにね、こういうパーティーには慣れてるんだ」

 そう言うと途端に場の空気が悪くなるのを感じた。みんな俺の家柄という言葉、つまり影山零治のことを思い出したんだろう。そうやって気を使われる方が迷惑なんだけどな。




・アルゼンチン戦前のあたり

 零治がイタリアエリアにいると聞いた俺はいてもたってもいられず席を立った、俺が何をしようとしているのか察したのか鬼道に腕を掴まれた上にゴーグル越しに睨まれる
 そのゴーグルは零治から貰ったものだということも知っている。いつでもそうだ、鬼道は零治のことを知ったように言う。俺よりも零治に愛されている鬼道が憎くて仕方がない。

「名前どこに行くつもりだ」
「どこって、イタリアエリアに決まってるだろ?」

「子供が親に会いに行く、それ以上の理由なんて無いだろ」




・vsデモーニオ

「わざわざ見た目も鬼道に似せるなんて俺に対しての当てつけかよ」



「いつまでも鬼道鬼道って見苦しいぜ影山!」
「もっと……もっと俺を見てくれよ零治!!」

「お前らのような二流品が総帥の作品だったと?」

 デモーニオの言葉が俺の心臓に痛く響いた、俺は零治の作品の一つにすら成れないという事実が重くのし掛かる

「確かに、俺は零治の作品にすら成れなかった落ちこぼれだ」

「だけど俺は零治の息子だ! 零治が何と言おうと俺はサッカーに関わる!」




・イタリア戦前

「フィディオ、このビデオ貸すから試合までに見てくれ」
「……わかった。何のビデオなんだ?」
「見れば分かるよ、しっかりと覚えてね」

 あと試合終わったら返してね、と付け足すのも忘れずにビデオを渡せばフィディオはしっかりと受け取ってくれた。後は彼が俺の考えに気づいてくれれば幸だが。




・イタリア戦

 零治がサッカーを愛していたことを知っていた、自分と同じ思いを俺にさせたくなくてサッカーをさせなかったんだということも分かってた。
 だからこそ俺はサッカーをしたかった、零治が憎み愛したサッカーをもっと知りたくなったんだ。

「だって俺は影山零治の、父さんの子供だから……!」

 金髪白スーツも似合ってるよ、父さん。

「零治に愛されてるサッカーが羨ましいよ」




『本日オルフェイス監督のミスターKこと影山零治さんが事故で亡くなり――』

「は……?」





・GO編
 
 ベンチに座って、倉間を呼びつけて半ば無理矢理膝の上に座らせれば離せと抵抗されてしまう。しかしそこは大人と子供、抵抗が無駄だと悟ったのか大人しくなった倉間をゆっくりしっかりと抱きしめる。
 思っていた通りだ。

「この小ささしっくりくる!」
「やっぱり離せー!」


「遅くなった、すまぬー」
「あれ、名前兄ちゃん?」
「……ひかる? 輝じゃないか。久しぶりだなー!」


▽松野空介成り代わり女主(inzm)

タイトル:チェシャ猫のように笑う

松野名前:二十代前半女子大生→松野成り代わり(みんなが可愛くて仕方がない)。ニックネームは名字。

中二→逆ハー狙い転生(松野成代主が邪魔で仕方がない)

最初は吹雪相手の短編を書きたかったのだけど妄想が爆発して二期沿い夢に拡大してしまった。
三期沿いで逆ハー狙い主との冷戦も書きたい。




▼チェシャ猫と音無春奈

「松野、好きだ。付き合って欲しい」
「うーん。悪いけど君の気持ちに答えるつもりはないから」
「何故だ!? 他に好きな男でもいるのか!?」
「いや、いないけど」
「では俺のどこがダメなんだ!?」
「強いて言うなら器量の良さかな」
「……?」
「ボク、不器用な奴が好きなんだよね」



「剣道部のイケメン主将の告白を断るなんて勿体無い!」
「……」

 きっと最初から見ていたのだろう、物陰から勢い良く飛び出してきたのは一年後輩で新聞部に所属している音無春奈。
 何かと部活動の助っ人を請け負っていた私が新聞部と接点を持つのは極自然かつ必然であり、その中でもよく私のことを記事にしたがる彼女に異様に懐かれてしまったのだ。


「記事にするなよ」
「分かってますって。にしても本当に勿体無い……名前さん美人だし運動も勉強も出来るし」


「ああそうだ。春奈」
「? 何ですか?」
「もう部活の助っ人は辞めることにしたから。一応、君には伝えておこうと思って」

 記憶が正しければもうそろそろ物語が大きく動くはずだ。


「え……ええーっ! 助っ人辞めるってどういうことですか!?」

「何だか面白いことが始まる気がするんだよね」




▼チェシャ猫とサッカー部
・アニメ一期、練習試合の話

「聞いたよ半田。帝国学園と練習試合するんだって?」
「ああ名字か。相変わらず耳が早いな」
「そういう伝手があるだけだよ」


「そうなんだよなー、俺たちじゃぜってー勝てねぇってー!」

 半田の前の席を陣取り弁当を広げる名前。

「それは分からないよ」
「どういうことだよそれ」
「雷門が勝つ可能性はゼロじゃあないってこと」
「何だよそれ。ゼロじゃなくてもゼロに等しいだろ……」
「いやいや。試合の途中で半田が覚醒するかもしれないじゃん?」
「ねーよ! 何だよ覚醒って!」
「ほら、伝説の超サッカー人とかさ」
「もっとねーよ! 俺純粋な日本人だから!!」

「ま、超サッカー人は無いとしても、強力な助っ人が来るかもよ?」
「何だよそれ」


「強力な助っ人ってお前のことかよ!?」
「いやいや、僕は“器用な”助っ人だから」

「ま、“強力な助っ人”が誰かは今に分かるさ」




「お二人って付き合ってたりするんですか!?」

 少林の質問に私と半田の声が重なる。

「それはない」
「それはない」

 我ながら半田との息はぴったりだと思うが彼と恋仲になるとかは絶対にないと言い切れる。私と半田真一はそれくらいさっぱりした関係なのだ。
 強いて言えば漫才コンビのような関係だ。一緒にいて違和感はないが恋愛には発展しない。




▼チェシャ猫と豪炎寺修也
・アニメ二期、豪炎寺がキャラバンから去る話

「引き止めないのか」
「去ることを決めたのは君の意志だ。それをどうこうする権利も義務もボクにはないからね。それに、豪炎寺修也という奴はボクに行くなと言われて思い止まる程度の弱い奴だとは認識していないんだ」
「……フッ、お前はそういう奴だったな」
「ふふん。じゃあ豪炎寺、また後で」
「ああ……また」


 豪炎寺が抜けたイナズマキャラバンの中はお通夜のような雰囲気が漂っていた。



 全ての展開を知っていた私はジェミニストームとの初戦、次戦共に手を抜いて戦った。言葉は悪いがどうせ勝てないのならば私は怪我をせずイナズマキャラバンに乗るという選択肢をとった。
 それが私、松野名前の役目だと思うから。

 豪炎寺が抜けた穴を埋めるためにイナズマキャラバンは未だ雪の降る北海道へ





・松野名前について

 私はこの世界における“松野空介”の立場にあり、だからと言って松野空介本人ではない。
 ならば私は何故松野名前として生を受けたのか。

 松野家に生まれ落ちたと言ってもちゃらんぽらんな六つ子の兄弟がいる訳ではなく、ただただ普通の家庭で育った。




・吹雪と松野

「吹雪って本当に不器用だね。もっと自分らしく生きなよ」
「自分らしく……って、何だろう……?」
「吹雪士郎として生きなってことだよ。誰も君に成れないように、君は誰にも成れないんだ。吹雪士郎は吹雪士郎以外の何者でもないんだから」

 なんて、松野空介に成り代わった私が言うのはおかしな話だけど。
 それでも私は吹雪と違って松野空介に成ろうとは思ったことは一度たりともないし、ちゃんと松野空介を受容し、彼と共存した上で松野名前として生きている。
 だからこそ今こうしてここにいることが出来るんだ。

「君はどう足掻いてもそのアツヤとやらには成れないんだ。アツヤの思いを背負って生きることは出来るけど、アツヤ本人には絶対成れっこないんだよ」

 だって君は吹雪士郎以外の何者でもないんだ。ゆっくりと、親が子供に言い聞かせるように言う。

「吹雪士郎として……。で、でも僕はっ、アツヤと二人で完璧にならなきゃ……!」
「完璧な人間なんてこの世にいやしない」
「!」
「完璧な人間がいるとすればそれはもう神様だ。だけどその神様とやらも完璧かといえばそうじゃあない。完璧だと思い込んで自惚れて自分の傲慢さに気づけていない愚か者さ」


「君はそんな愚か者になってはいけないよ」


「それに、人間は不完全だから他の人と寄り添って足りない部分を補い合うんだよ」
「……松野さんも、誰かと補い合っているの?」
「うん、そうさ。例えば半田……ああ、半田っていうのはボクの友人の一人なんだけどね、奴はボクの人生にツッコミという彩りを添えてくれる良き友人さ。ボクは根っからのボケ体質らしくてね、よくツッコまれるよ」
「……」
「それと同様に秋からは優しさを、円堂からは元気を貰ってる。そんなボクはみんなに愛嬌を振りまいて癒やしを与えているよ! なんてね」
「……」
「ここ笑うところだからね」



 みんながいるから松野名前でいられるのだ。

 それから吹雪はゆっくりと家族のことを話し始めた。全部知っていることなんだけどね。


「でも吹雪の父親が言っている“完璧”は吹雪の思っている“完璧”とは別物だと思うな」
「? それってどういう……」
「おっと、これ以上は自分で考えないと意味ないよ」


「ま、ゆっくり成長していけば良いってことさ。急がず焦らず、時間はたっぷりある」


「松野さんは凄いね」
「……凄くなんかないさ。ただ人より少し器用なたけだよ」

 そして君たちより二十年ちょっと大人ってだけ。


・好きなタイプについて

「ボク、不器用な人間が好きなんだよねぇ」

「だから君たちみんな好きなのさ」


・(多分)不動との会話

「正義の味方気取りか?」
「正義の味方? ボクはそんなに小綺麗なものじゃあないよ。ただ自分本位に生きているだけさ」

「周りの変化に身を任せてぼんやりと生きている。それが松野名前なのさ」




▼チェシャ猫と円堂守
・福岡にて

「円堂」
「……」
「君には呆れたよ」
「風丸が辞めたくらいで落ち込むなんて、君のサッカーに対する気持ちはその程度だったんだね」

「どうせ君は風丸の変化に気づけなかったことを悔やんでいるんだろうけどそれは無理からぬことだよ」

「君は他人の気持ちを推し量ることは得意じゃあないんだから。そういうのは鬼道とかボクに任せておけば良いんだよ」
「……」
「風丸だって、円堂に気付いてほしかったら言葉にしてるだろうし」
「……」
「ボクをサッカーに惹き付けたあの情熱はどこへやったんだい?」
「……」
「過ぎたことをくよくよ悩むなんてサッカー馬鹿の円堂には似合わないよ。そういう時こそ我武者羅にサッカーに打ち込むのが君だろう?」
「……」
「ま、言いたいことはそれだけさ。じゃあグラウンドで待ってるよ」


▽神童と音楽室の幽霊(inzmGO)

 部活が終わり部室の鍵を閉めたところで教室に忘れ物をしていたことに気がついた。
 空はすっかりオレンジ色を通り越して暗くなってきたので早く取りに行ってさっさと帰ろう。

 二年生の教室と続く階段を上がっている時だった。微かにだが音が聞こえる。全校生徒が下校した静かなときじゃないと聞こえないのではないかというくらい小さい音だった。
 その音の正体が気になった俺は教室に行くことも忘れてその音を辿っていた。三階の廊下の端に行くにつれ音が少しずつ大きくなってくる、この曲はショパンのノクターンか。
 やはりというべきか音は音楽室から漏れていたようだ。防音仕様になっているはずなのにと思ったが扉が少し開いているのでここから洩れていたのだろう。
 隙間から中の様子を伺ってみれば誰かがピアノを弾いていた。まあ音が鳴っているわけだから誰かがピアノを弾いているのは当たり前といえば当たり前だが、桃色の長い髪を揺らしながら静かに指を動かす姿に見惚れていた。
 リボンの色からして三年生だろう、しかし入学してから一度も見かけた事のない先輩だった。いくら記憶をとどっても見かけた覚えすらない。

 音楽室にいた夢主は自分を幽霊だと言う。
 何を言っているんだ? と怪しんでいると南沢がやってきて「1人で何やってるんだ」「え?」「お前以外誰もいないだろ」って会話をして夢主が本当に幽霊なのだと思い込む神童。
 そこから何やかんやあって幽霊に恋をする神童の長編になる予定だった文章の一部です。
 あと夢主実は幽霊ではなく、最近転校してきたので神童が単に知らなかっただけ、南沢もグルで神童をからかっていたオチ。



▽アイドルと瞬木君(inzmG)

亜風炉名前
 照美の妹、今をときめく大人気アイドル。木戸川清修中学三年生。MF、林属性。ブラコン。八方美人。
 アイドル業により人並み以上の体力を有し、ダンスを踊っているため運動神経も良い。
 ファン曰わく「天使系アイドル」「名前ちゃんマジ天使」らしい。

ゴッドノウズ/ゴッドブレイク//ヘブンズタイム


「見て、あそこにいる人たち。私のファンなの」

 彼らや、この会場に来ている観客全てに対して目一杯アピールをする。勿論カメラに対するアピールも忘れない。

「私? 私は今日お仕事だからごめんね!」

「抱きしめて! 銀河の、果てまで!」


「瞬木君と私の違い、教えてあげようか?」
「違いも何も、俺たちは何も違わないだろ。本性を隠してにこにこと笑顔で相手を騙してる」
「騙してるっていうのは人聞きが悪いから、“夢を与えてる”って言って欲しいな」


「あの娘のアズル……怖い」


「にこにこ笑ってるけど私、何も信用してないの」

「みんなは悪くないよ。ただ私がお兄ちゃん以外の誰も信用してないだけだから」


「ここならパパラッチがいないから何でも出来るね」


▽立向居妹の井吹落ち長編(inzmG)

 立向居選手の妹さんで陽花戸中2年DF。数々のコンクールで優勝しているピアニスト。
 サッカー大好きな兄の影響でサッカーのことを悪くは思っていない。むしろ結構好き。でも観るのとやるのでは大分違う。
 生粋のブラコンで立向居勇気のサッカーを何より愛している。普段は標準語を心掛けているが感情が高ぶると博多弁がでてしまう模様。

 唯一使える必殺技はゴッドハンドのみ。しかし手に怪我を負いたくないという理由でポジションはDF。
 世界一のピアニストになるのが夢で、最高の音楽学校への海外留学を条件にイナズマジャパンに入った。




「名前じゃないか」
「拓人くんだ」

「ピアノのコンクールで彼女に勝てたことがない」
「……」
「そんなに凄い人がサッカーを!?」
「うん、必殺技も一応使えるのよ」

「立向居名前です。サッカーは少しだけ経験があります」


「最初は手が使えなくて不便に思うだろうけど、ボールに慣れれば案外簡単にコントロール出来るようになるよ」

 普段から手を傷つけないように生きてきた私には不便に感じる要素が一つもなかった。サッカー初心者というわけでもないから余計に。


「上辺だけの関係、ね」

「私もそうだよ、海外の音楽学校に留学」

「でもサッカーには真剣だよ。好き嫌い以前に、条件に見合った成績を残さないと私は自分の夢を叶えるなんて到底無理だと思ってる」


「お兄ちゃん、私サッカー好きだったやけんに、ばってん嫌いんなりそうでえずいっちゃ……!」

「やっぱりやるのより観てる方が良かったのかも……」


「円堂監督の必殺技!?」
「なぜ彼女が円堂監督のゴッドハンドを……」

「お兄ちゃんのだから!」

「ちゃんと見てちゃね! 円堂さんんはオレンジ色で、うちんは青やろ! やけんうちんは円堂さんんやなくて立向居勇気んゴッドハンドなん! もー!」

 一気にまくし立てた名前に皆一様に目を見開く、興奮しているせいか地元の方言が丸出しである。


「ごめんね、井吹。うるさかった?」
「いや……」

「この電子ピアノ、お兄ちゃんがプロ入りして初めての貰ったお給料で買ってくれたの」


▽バダップと銃器マニア(inzm)

・八十年後という設定が生かされていない
・武器や用語などが現代的で未来感がない
・武器や軍事の知識がほぼ無い

・用語解説
ブリーフィング:作戦前の会議のこと(作戦後の会議はデブリーフィング)
フィクスド:固定スライドのこと
シングルアクション:弾丸を一発撃つごとに手で撃鉄を起こす必要がある銃
ダブルアクション:弾丸を一発撃つごとに自動で撃鉄が起き上がるので連続で発射が行える銃


 彼女は無類の銃器マニアとして有名である

 明日の演習は事前に組んだペアで戦い勝者が決まるまで終わることのないサバイバル、支給されるのは二日分の携帯食料のみ、短くて三日長くて一週間かかる
 実戦と同等の価値がありこの演習の結果がそのまま成績になると言っても過言ではない
 それほど重要な演習となるとパートナー選びも慎重になる、成績が悪く実戦も弱い奴は強い奴と組みたがり誘っては断られるという光景を目にすることが多い、当然だ、強い奴は同じく強い奴と組んでたった一ペアしかなれない勝者を目指すのだ
 かく言う俺も狙うは勝者のみ、慎重にパートナーとなる人材を探し出さねばならない、エスカバのように好戦的な奴は駄目だ、後先考えず戦地へ突っ込み巻き添えを食らうのが関の山だ
 かと言ってミストレのような奴は相手を煽って無駄な戦いをしかねない、つまりは冷静でいて作戦立てもでき戦闘におけるスキルも高い人材、自分の意見をちゃんと言えるのならば尚良い
 これらのことを総合的に見積もって導き出されたのがナマエ・名字だった、彼女は銃器に対する偏った癖を持っているがそれを抜きにしても彼女の成績は優秀だ
 特に重器に対する癖は癖の域を超えており射撃において彼女の右に出る者はいない、あのヒビキ提督が一目置く存在として学園内では有名なほどだ
 彼女のことだ、もしかしたらもう誰かとペアを組んでいるかもしれない、そう考えると足取りは重いがとりあえず彼女の元へと急いだ

 射撃訓練場にやはり彼女はいた、愛用のアサルトライフルを分解し手入れをしている最中だった


「単刀直入に言う、明日の演習でペアを組んで欲しい」

 俺から誘われることが意外だったのか彼女は僅かに眼を見開き、すぐにその眼を細めた
 しばらく考えた後にゆっくりと頷く、肯定として受け取ってよいのだろう
 彼女がまだ誰とも組んではいなかったことが幸いだった、これならば明日の演習で勝利できるだろう、これは自信ではなく確信だ

「感謝する」
「そうとなればさっそくブリーフィングね、演習まで時間が無いわ」
「わかっている、狙うは優勝のみだ」




 銃弾はゴム製、刃物は模造品、手榴弾は威力の無いもの、スタンガン銃はボルト数が低く設定されている。と言っても素人が扱う訳ではない。


 致命傷を受けると制服に仕込まれたチップが反応し、手首に装着されたPDAが赤く点滅し警告音が発せられる仕組みだ。
 島の至る場所を複数の光学迷彩カメラが巡回しており教官が敗北を判断した場合もPDAに知らせが入る。

「サブマシンガンも持ってきたかったけど今回の実践にはちょっと不向きなのよね」


 第五次世界大戦と呼ばれる今回の戦争は我々士官学校生も参加せねばならぬほど、戦況は芳しくなかった
 第二次世界大戦の最中では一般男性及び男子学生にも徴兵令が出されていたと聞く、せう考えると今回の士官生出兵も納得がいく
 元より軍人になる身故に先の戦争が始まった時よりこうなることは覚悟していた


「バダップ、戦場での情けは身を滅ぼすこととなるから気をつけて」
「……言われなくとも把握している」

「軍人たる者、死を恐れるな、戦場で命を落とす覚悟をしろ」

「ただし無駄死にはするな」

「何だこれは……? 見たところ銃のようだが、随分古いな」
「こんな骨董品で」


「マシンガンはフルオート機能のある銃だけど、アサルトライフルはライフルにフルオート機能を付けた銃なの」


▽厚石茂人成り代わり♀(inzm)

厚石名前
 イナズマイレブンがゲームとして存在している世界から厚石茂人♀として成り代わった。
 生まれたときから身体が弱く入退院を繰り返していたが二歳になる頃に親が死に孤児院に入る。そこで晴矢と出会い親しくなり、数年後孤児院の経営困難を機にお日さま園へ移動。
 病弱かつ孤児ということでエイリア石の被験者となりみるみるうちに元気になるが、副作用で嘔吐やめまいなどの症状が出る。
 バーンはそれを気がかりに思うがヒートが普通に振る舞うのであまり気にしないようにしている。
 容姿は本来の厚石茂人の髪を伸ばし赤いカチューシャを着けた感じ。

 きっとバーン様は賢い人だけど南雲くんはアホの子。




 この世界から厚石茂人という存在を消してまで私がここに居る理由を、誰か教えていただけないでしょうか。

 私の知りうる数少ない彼の情報を引き出してなるべく私の知っている厚石茂人に近づけたつもりだ。
 口調も他人との関係も身の振り方も、全て彼と同じにしようと常に心がけて生きてきた。
 元の彼は男で今の私は女なのでどうしても同じに出来ない部分はある。一人称は俺でも良かったのだけれど誰かに「女で俺は変だ」と言われて全て私に統一した。
 そのため髪の毛だけでも短くし、見てくれだけでも厚石茂人にしようと試みたもののこれもまた「お前に短いのは似合わない」と言われて以来程よい長さを保っている。
 それもこれも“厚石茂人”に成りきるため。彼であり続けるため。


 こんなとき彼ならば何と言うのだろう。こんなとき彼ならばどう行動するのだろう。
 こんなとき、彼ならば。その二つの言葉を呟きながら私は生きてきた、厚石名前として、厚石茂人を演じている。




「ヒートは何を知っているんだい?」
「何を仰っているのか分かりませんね、グラン様」

 彼が言っているのはこの物語の行く末のことか、それとも私が裏で色々と動いていることか。
 どちらにせよ今喋ってしまえば今までしてきたことの全てが無駄になってしまう。

「君は、誰なんだ……?」
「グラン様?」
「っ、すまない。今のは忘れてくれ」
「……私はヒートです。それ以上でも以下でもありませんよ」


▽超次元剣道少女(inzm)


 春奈のツンデレ義姉。ただしデレは妹にのみ。
 アニメ二期沿いのイメージソング「ミス・パラレルワールド/相対性理論」


「音無名前だ、よろしく頼む」

「私と春奈は血が繋がっていないんだ。私も春奈も、今の両親の養子なんだ」

「私はただ春奈が幸せになれればそれでいい」

「平和主義とは言ったけど非暴力主義とは言ってないぞ」


▽松野妹(inzmGO)

松野名前
 整った顔立ちと発育の良いスタイルを持つ美人さん。雷門中三年。
 非常に器用でスポーツも勉強も難なくこなすことで有名。
 九つ上の兄のおさがりであるボーダーのニット帽を着用している。
 南沢の幼なじみの腐れ縁、サッカー部ファーストのマネージャー。
 元イナズマジャパンのメンバーとも面識があり特に半田をからかうのが好き。兄をくーちゃんと呼んでいる。


▽若返りトリップ男主(inzm)

 若返りトリップしてしまった大学生の男の子。
 イナズマイレブンは一通りプレイ済みかつアニメも見たことある。
 運動神経はすこぶる良いが如何せんノーコンのため球技は壊滅的。
 どうせなら近くで傍観に徹しようとマネージャーになる。無意識にモテる。
 可愛らしい彼女がいたが、轢かれそうになったところをかばい、トラックに跳ねられたと思ったらイナズマイレブンの世界だった。

「名前くんもサッカーしようよ」
「ごめんな、俺ボール使うスポーツ出来ないんだー」
「えー、なんでだよー!」
「ノーコンだから」



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