note

2020/12/18

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 marguerite、完結いたしましたー!!大変長らくお待たせいたしました。当時から応援してくださっていた方、memento最終話からずっとお待たせしてしまい本当にすみませんでした。
 最終話を書くにあたってもう一度mementoから読み直し、書いたのですが、私本当に宗介が好きだな、と痛感しました。
 当初からmementoの夢主は可愛い系だと決めていました。個人的には東京に行っている間に、年上お姉さんからモテていて大人の階段も上り済というイメージを宗介に持っていたので(これについてはmementoでもネタとして触れています)、逆に宗介のようなセクシー系と可愛い系ってギャップがあって良いのでは?と思い夢主のイメージを作りました。弟の光汰は完全オリジナルキャラですが、とても良い動きをしてくれていたと思っています。そして何より光汰のような弟、ちょっと厄介かもしれませんが、中々可愛いと思いますね。ああいうヤンチャだけど、信頼している目上の人間には礼儀がある子は好きですね。なので光汰のシーンは書いていてとても楽しかったです。
 margueriteについては、memento本編の最終話で出てきた利用者が実はスミレさんだったんですよね。そしてスミレさんは夢主の想いに気付いていながら、孫のことを隠していたんです。こっちに帰ってくる孫の知らせを聞き「お婆ちゃんちょっとお節介しちゃお」という粋なお婆ちゃんです。スミレさんがいなければあの二人は結局ズルズル引きずったまま歳を重ねていったでしょうね。
 カフェでの告白シーン、基本は私男性側からの告白が好きなので大抵はそうなるように話組むのですが、今回は夢主の想いが溢れてくるのを表現したかったので、咄嗟に口に出してしまったようなシチュエーションにしてしまいました。それを「知ってた」で返すこの大人の余裕さが高校生とは違うところなんですねぇ。
 余談ですが、mementoの際のアルバイトは実体験を元に描いています。フードコートのファーストフード店だったりとか。あの頃に宗介みたいな相手がいたら良かったのになー、と思いながら書いていましたね。とんでもない余談でしたね(笑)

 とにもかくにも無事幸せになった二人を見届けてくださり、本当にありがとうございました。あとがきまで目を通してくださり、本当に嬉しく思います。大した後書きはではなかったので、もし作品への質問等あれば拍手やメールから寄せてくださいね!お答えさせていただきます。
 本当にありがとうございました!