夜子 ─ よるこ ─

「死ねるか死ねないかの2択であるなら私は死んでいるよ。ただ、蘇ることができているだけ。その体質を哀れと思うか恵まれていると思うかは人それぞれじゃないかな」
「ええと、どちらさまでしょう。……ごめんなさい。とても親しかった覚えはあるのだけれど、私の記憶って全体的に朧気で」


■基礎情報
種族:★ブラッキー
特性:シンクロ
性格:しんちょう
性別:女
年齢:不明
身長:157cm

一人称:私
二人称:貴方

■背景
 人間とポケモンが戦争していた時代に生まれ、過酷な環境に耐えることができず真昼の傍らで絶命をした。夜子の死を嘆く真昼の声を聞き、駆け寄った幼い美紅によって拾われた。一度死を迎えた身は美紅の遊び相手を探していた緋王の手により蘇生され、何度死を迎えようと美紅の命がある限り蘇る身体を手に入れた。
 人もポケモンも争いをやめない生き物。そしてそれに巻き込まれて命を落としたことを考えると許せない。いくら美紅と出会うきっかけになったからとはいえ、真昼と違って1度死んでいる夜子は争いをやめない種族を受け入れることができず、他者と深く関わることを苦手としている。日頃は真昼と共に馬鹿騒ぎをしているため外の者を嫌っているとは思われない。

■特徴
 蘇生を繰り返す身体は毒素の過剰生産をしやすい。毒素をいくら溜め込もうが身体が壊死するということはないが、溜まっていくうちに体調を崩しやすくなるため、定期的な排泄を必要としている。夜な夜な寝床を離れ、森で散歩をしているのは月光浴で体内の毒素を浄化するためである。
 死を迎えては蘇生を繰り返す不死の身体はその過程で激痛を伴っており、耐えられず意識を手放している。その衝撃で度々記憶を失っており、付き合いの古い人や昔の出来事から忘れていく

■ポケモンバトル
技構成:つきのひかり・イカサマ
    いやしのすず・あやしいひかり
持ち物:ラムのみ

■自宅関係
真昼『死を共にした片割れ』
「他人を受け入れて、最後に傷つくのは真昼なのよ。もう少し距離を置くということをしないと」
 生を共に受け、死も共に迎えた双子の兄。そして美紅に救われ、彼女のために永久の時間を駆けることを誓った仲である。外見も内面もあまり似ていない双子であるが、根本的な思考や最終的に好きになるものは似ている。生まれも育ちも一緒の仲良し双子なのだから仕方がない。
 不死である自分たちは普通の時間を生きる者たちと同じ道を歩めるわけではないのだから近付きすぎたらいけないと再三忠告しているにも関わらず、情を移すほど距離を縮めている姿に胸を痛めている。

美紅『命で繋がる最愛の主様』
「美紅様と共に死ねるのはこれ以上にない幸福でございます」
 道端に転がる夜子・真昼の遺体を哀れに思い、涙を流して拾い上げてくれた美紅のことを「優しさと危うさを兼ね備えているお方」と語る。遺体を拾うだけあって、なんでも目に留まれば連れて帰り、自分の懐にいれてしまうのだからその内厄介なものを招きそうだと心配している。美紅様が損をしないように自分がしっかりせねばと年々周囲への警戒心が強くなっている。
 1度は途絶えたその命は緋王の加護により美紅の命と繋がることで蘇っている。美紅が亡くなれば終えてしまう命と条件がついているわけだが、夜子はその縛りを常に美紅様と共に在れるのだと満足している。

『悩みの種』
「私、闘くんの師匠を名乗った覚えないんだけどなあ」
 落雷によって墜落するワシボンの姿を発見し、せめて弔ってあげようと足を運んだところ、まだ息をしている様子であった。死から逃れようと必死に生きる弱き姿に感動を覚え、志寿のもとに連れて治療を施してもらった。回復をしたら野生に返すつもりであったが、命の恩人だと懐かれたうえ、師匠と後ろをついた回られるようになった。
 夜子にとって一瞬とも言えるわずかな時間しか生きられない闘みたいな子が自分に時間を割くのを見ていたくなくて拒んではいるが、聞いてもらえず。それどころか蘇生の体質や死を迎える度に記憶を失うことが知られて、そのフォローまでしてくれるようになったから頭を抱えている。

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