「ぼくの時間はあの日で止まっているんだよ。……正確にはぼくたちの、かな」
「さあ、めいいっぱい遊ぼう! 楽しいポケモンバトルで!!」
■基礎情報
種族:ポワルン
特性:てんきや
性格:むじゃき
性別:男
年齢:10歳
身長:148cm
一人称:ぼく
二人称:きみ
■背景
ホウエン地方の天気研究所の実験中に誕生した不思議なポケモン。同じ年、研究員とそのポケモンの間に子どもが産まれた。人間とポケモンの間に産まれた子どもはシオンと名付けられ、同い年の天登と仲睦まじくなった。当たり前のようにトレーナーと相棒の関係に発展し、10歳になったらホウエン地方を旅してポケモンリーグやバトルフロンティアへ挑戦することを夢見ていた。しかし、天登とシオンが10歳になったとき、人間とポケモンのハーフであるシオンの存在を知った欲深い人間たちに強盗を装って襲われた。シオンだけでなく子を宿した両親、そしてシオンの身近なポケモンとして天登もろとも捕まり、研究所で惨い仕打ちを受けてきた。
ナギリと手を組んだシオンの2人により助けられた天登は襲撃犯の手によって下手な改造を受けた。改造に得られた利益なく、弊害として一時期天候に関係なくランダムでお天気の姿が変わるようになった。数年間その症状に苦しんでいたが、シオンがクロユリ団研究所を設立させると同時に改造も怪我も全て直してもらった。クロユリ団研究所の設立以降たくさんの被害者を作り出しているが、設立理由が天登を直すためであることを知っているので何も言えず。実験台や研究材料として捕まえられた子たちの罪悪感は大きく、罪滅ぼしに世話係をしている。
■特徴
シオンの心が限界に到達した日、彼女の成長は止まった。身体面はもちろん、感情面でも停滞している。思考は大人びているというのに意図的に自制心を手放す様子に幼子のように感情をコントロールできていない。きっとシオンの時間はあの時で止まっているのだろう。その姿を見て、天登は自分だけが大人になっていくことが寂しくて自ら成長を止めた。
天候、正確には気温や湿度によって髪色や色の濃淡が変化している。ポワルンの姿のときで言うならば各お天気の姿に変わるのと同じことだ。冷暖房による温度調整や雨水以外で濡れても変化は見られないので不思議だ。
■ポケモンバトル
技構成:ウェザーボール・かえんほうしゃ
れいとうビーム・10万ボルト
クロユリ団に加わってからはバトルする機会が減った。シオンが天登の手は汚させたくないという思いからクロユリ団としての仕事を与えていないからだ。しかし、天登としてはポケモントレーナーのシオンと一緒にポケモンバトルすることが好きだからやりたいと時々我儘を言っては困らせている。
どんな天気でも対応できるようにと各お天気の姿に1つの技を覚えている。特化している天気がなくて逆に不便じゃないかと思いきや、天才的な頭脳をもつシオンと柔軟な思考をしている天登が合わされば1つの技を応用し、いくらでも形を変えられるので十分らしい。天候の整ったバトルフィールドは天登にとっては楽しい遊び場だぞ。
■自宅関係
シオン『大事な家族』
「シオンがやってることはとっても悪いことだと思う。でも、でもね。ぼくはシオンが大好きだからね、否定もしないし止めないよ」
産まれたときからずっと一緒。お姉ちゃんのような妹のような半身のような。欠けてはならない、傍を離れてもならない。とっても大切な存在。あの日、あの日常を壊される出来事さえなければパートナーとして共にたくさん旅をしていくはずだった。けれど、現実は理想通り進まず。母も父も目の前で無惨に殺され、そのうえ天登まで奪われそうになってシオンの心は限界を迎えた。発狂する様を目の前で見た天登は何があってもシオンの隣で手を握っていることを決意した。
シオンがクロユリ団を作ってからやっていることは悪逆非道。止めるべきことだというのは理解している。けれど、シオンのことは全て肯定していたくて、黙って見守っている。もしもシオンが裁かれる日がきたら、もしもシオンが地獄に落ちる日がきたら。そのときはシオンが拒絶をしても手を離さず、一緒に落ちようと思っている。
黒丸『信じている家族』
「ぼく、信じてるよ。きっと、くろが助けてくれるって。くろがぼくを、シオンを見つけてくれるって」
シオンのポケモンとして一緒に暮らしていたお兄ちゃんのような存在。強くて頼りになって優しくて。こういう大人になりたいと天登の憧れでもあった。いつか一緒に旅をするとき、天登もバトルできるようにと鍛えてくれた師匠でもある。
襲われた日、シオンを守るために悪者に刃向かって絶命寸前にまで追い詰められたせいで捕えられることはなく、離別することになった。生きているのか死んでいるのかも不明。研究所から逃げ出した後、惨劇が起きた実家に戻った際に黒丸の亡骸が発見されなかったのできっと生きている。そして、自分たちを見つけて、シオンを闇から救ってくれると、そう信じて待ち続けている。