「お日様をいーっぱい浴びたお花はね、とっても甘い香りがするの! それに囲まれているときが1番幸せなんだあ」
「私みたいな欠陥品を好むなんてご主人様は物好きだなあ」
■基礎情報
種族:ライチュウ
特性:せいでんき
性格:がんばりや
性別:女
年齢:17歳
身長:157cm
一人称:私
二人称:あなた
■背景
トキワの森で木漏れ日を追いかけ、お日様とお花が大好きな純粋で素直な子に育った。分からないことは分かるまで追求し、理解できなくてもその人の主義であるのならばと受け入れ、できないものは少しでもできるように努力をする。更に、みんなお友達、みんな仲良し! と、博愛主義のような一面を見せる。これらは全て、全体的に能力値が低くいうえ一部の感情が欠如していることを知りながら「貴方にも良いところはあるよ。私と一緒に探してみよう?」と。声をかけてくれたイトイの役に立つため、知識の技術そして人脈を得ようとしての行動だ。
イトイとともにカントー地方を旅している頃、目についたものに駆け寄っては迷子になっていた。その度に雛媛や夏咲が迎えにいくのだが、いつも誰かからお菓子やらなんやらと貰って可愛がられているらしい。可愛がられ上手。それはイトイが旅を終え、運び屋『幸風』の用心棒として籍を置いてからも変わらず。ときどきイトイの仕事を手伝うが、基本的には愛玩ポケモンとして幸風の上層部やお得意様に愛でられている。
■特徴
大きな耳と長い尻尾。人の姿になってもライチュウの名残が現れている。そのため、物音に敏感で遠い場所の音や小さな声も拾えるし、尻尾を使ってバランス感覚に優れている。尻尾の生えている部分が服で覆われると窮屈だからという理由で尾骶骨からお尻にかけて穴の開いたパンツを好んで着用している。非常に露出度の高い服装をしている。
幼少の頃に大きなトラブルに巻き込まれたことがあるわけでもない。家族や友人には恵まれすぎているくらいで困ったことがない。そんな平穏で不自由のない環境に身を置いていた。だからこそ全てを等しく好ましく思っており、何かを特別好ましく思うという感情……主に恋愛感情が欠落している。同世代の子たちが恋バナに花を咲かせている中、どれだけ親しくて気の合う子でもそういう感情を抱くことができず、それを打ち明けることもできずどれだけ心苦しい思いをしたことか。そのくせ性的欲求を抱くことはあるのだから質の悪い。イトイにアロマティックというセクシュアリティの存在を教わってからは少し気が楽になった。今はキスは挨拶代わり、セックスもスキンシップの1つと捉えている。気軽に誰とでもそういう関係をもっており、服装の件も相まってで陰で蛍子のことをビッチだと軽蔑する者もいる。蛍子自身、そういうことを言われているのは気付いているけれど、事実だから文句は言えないね! なんて笑って流している様子だが、心のどこかで自分だってできるものなら皆の言う好きな人と交わる性行為の幸せというものを感じてみたいと密やかに傷ついている。
■ポケモンバトル
技構成:かみなり・10まんボルト
にどげり・かみなりパンチ
■自宅関係
音羽『理解しようとしてくれる数少ない子』
「純粋で素直な子というのはおとちゃんみたいな子を言うと思うんだなあ」
ただでさえビッチという認識をされているのに、そのうえ上層部やお得意様たちから愛玩ポケモンとして愛でられていれば幸風で肩身の狭い思いをするのは必然のこと。直接嫌がらせをしてくる子まではいないけれど、なんとなく距離を置かれている。お友達に困っているわけではないし別にいいんだけどとのんびりと過ごしていた。そんな蛍子の噂話を聞いたらしい音羽が「ほたちゃんの噂ってどこまでが事実なの?」と。直接聞きに来た。それまで特別親しい間柄であったわけではなかったのにと、これには吃驚。トレーナー同士は親しくしているし、だから声をかけられたのだろう。
噂は漏れなく全て事実だけれど、蛍子が男好きの悪い子というわけでもなく。ただ恋愛感情を抱くことができない分、性的行為に対する考え方が他と比べて独特であることを知った音羽は「共感はできないけど理解できるようになりたいな」と言ってくれた。それがとっても嬉しくて、蛍子が音羽に懐くのに時間はかからなかった。今では会えばお喋りをたくさんして、時間が合えば一緒に楽しく遊ぶくらい仲良しだ。