夢見月 ─ ゆめみづき ─

「ゆめはなーんにでもなれるの! かのうせーはむげんだいなんだよ!」
「えへへ。ちょうしにのってへんしんしすぎちゃった。いつものすがたはーっとー?」


■基礎情報
種族:メタモン
特性:かわりもの
性格:むじゃき
性別:女寄り
年齢:10歳
身長:132cm

一人称:ゆめ
二人称:おにいさん、おねえさん

■背景
 バトルカジノ『ポケメア』の倉庫で蠢く不定形のスライムが発見された。目も口も何もない奇妙な物体を発見した麗月は思わず悲鳴をあげたらしい。保護されて十月十日、蠢くだけの不定形は次第に医師を持った動きを見せるようになった。他種族の卵を産むことはあれど、同種族の卵を産むことのないメタモンが誕生した瞬間を見た発見者の麗月は感動のあまりに「この子は俺が育てる!」と。初めて抱きしめられた夢見月は麗月をパパと認識して雛鳥のようについて回るようになった。
 借金取りの手伝いをしている麗月について回っていれば当然裏社会を垣間見ることになる。そして、誰かに何を言われるまでもなく自らお手伝いをするようになった。純粋無垢ゆえに何にでもなれて、無邪気に人との距離をつめる。そうして集金をする夢見月は小さな悪魔と呼ばれるようになった。あだ名ももらったことだし、今日も元気にパパのお手伝いをするぞ! と張り切っている。本当ならいつでも一緒にいたいところだが、麗月の私生活は自分で手一杯なので一緒に暮らすことまでは叶わず。仕事が終われば自分の家に帰る麗月を見送ってからは事務所の一室でずっと眠っている

■特徴
 ポケモンを目の前にするとその姿に変身する体質をしている。心身共に幼いこともあり、全体的に不安定な夢見月は全く制御できていない。麗月を始めとした彼の友人たちの尽力もあり、今はなんとかベースとなる姿を定めて生活することができているが気を抜くとあっという間に変身してしまう。また、短期間で何度も変身すると自分の姿をド忘れてしまうので困りもの。ベースの姿を撮った写真を常備していつでも確認できるようにはしているものの、細胞を組み替えることで記憶も混迷するようで写真の存在を思い出せないときもある。
 その度に不安になって感情失禁を起こすことがある。最近は麗月の「何でもなれるということは可能性が無限大なんだよ」という言葉や修景や風月の「相手を真似て学習する時期なのだから仕方がない」という言葉を受けて心が安定してきている。

■ポケモンバトル
技構成:へんしん
持ち物:スピードパウダー

 夢見月の意図に関係なく目の前のポケモンに変身する体質を利用し、相手の種族そして技構成を分析する。夢見月を前にしたらどれだけ種族を隠そうと無意味なのだ。だが、身も心も幼い夢見月は分析内容を有効活用することも、戦略を練ることもできない。そして何より戦闘能力も低い。夢見月が得た情報は全て玄英に伝えられ、彼が利用するに終えている。
 だが、夢見月の周りにはあらゆる分野のエキスパートが揃っている。未熟が故に伸びしろは大いにあり、将来有望だ。

■自宅関係
麗月『ちいちゃくて可愛いパパ』
「ゆめのパパはせかいいちかぁいいの!」
 夢見月の第一発見者。意思を持たぬスライムであったときに保護をし、成り行きでメタモンになるまで見守ってくれた。拾い主の責任感から世話をしていたのだと麗月は言うが、理由はなんであれ夢見月からすれば育て親に違いない。途中からは麗月も自分が育てるのだと言ってべったべたに甘やかして可愛がり始めた。一生懸命だが初めての子育てに空回りも多い。自分が本物の赤ちゃんだったら大変なことになっていたぞ! ということもたくさんある。
 そんな麗月を可愛いパパと思うようになるのに時間はかからず。事あるごとに「パパかわいい!」と。にこにこ笑顔で言うようになった。もう立派なファザコンだ。麗月としてはかっこいいと褒められたいので少ししょんぼりしている。

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