花鳥 ─ はなどり ─

「生まれたときのまま、その姿で成長してきた貴方に自分の姿が分からない私の、僕の、気持ちなんて分からないでしょう!」
「誰か、私を見つけて」


■基礎情報
種族:メタモン
特性:じゅうなん
性格:おくびょう
性別:両性
年齢:20歳
身長:160cm

一人称:私・僕
二人称:キミ

■背景
 全身の細胞が不安定で組み換えが激しく、耐え難い激痛に襲われ続けていた。悲鳴すらあげられず、悶え苦しみ、時には嘔吐を繰り返して眠れない日もあった。生まれたときの姿など覚えているわけもなく、性別だって変わり続けていた。そのような状況で誰かと交流を持てるわけもなく、孤独の日々。生きるために怪盗としてお宝を盗み、お金を稼いでいた。怪盗活動時のスリルは常に不安がつきまとっている花鳥にとって刺激となり、生きている実感を味わえる。リスクも高いから次でやめようと思っているのになかなかやめられずにいる。
 風月と出会ってからは定住の地と仕事そして名前を得て、細胞も安定してきた。コンビニ店員として働くようになってからは自分の本当の姿について考える時間が減っていき、孤独を感じることもなくなってきた。だからこそ、ふとしたときに襲ってくる孤独が怖くて勤務時間外もコンビニに常駐するようになった。店長に「俺が勤務時間外に働かせているみたいだからやめて!」と。半泣きで訴えられたが、ここにいれば誰かしらが構ってくれるのでなかなか離れられずにいるぞ。

■特徴
 日中はコンビニ店員夜中は怪盗。普段は花鳥と名乗り、男性の姿で過ごしている。コンビニに就職してからは平穏な日々を過ごし、怪盗活動を休止していた。しかし、近くにあるカジノ施設があるため、その空気に刺激されて怪盗活動を再開させた。
 怪盗として活動しているときは『もぶきゃらん』と名乗っている。由来はモブキャラのように目立たず標的を盗む存在となるという目標からきている。その通り、メタモンとしての変身能力を利用して要人に変装して潜入したり、指先だけスライム形態に戻して鍵開けをしたりと周囲に溶け込むように静かなものだ。所有者が気付いたときにはお宝はもう盗まれているぞ。

■ポケモンバトル
技構成:へんしん
持ち物:メタルパウダー

■自宅関係
風月『名をくれた救世主』
「ふぅちゃんから貰ったこのお名前、僕の宝物なんだあ」
 手に職をつけ、人らしく生きたいと夢を描いた。しかし、戸籍どころか名もないメタモンを受け入れてくれる場所はなかなか見つからず途方に暮れていた。ベタにも橋の上で呆然と川を眺めていたら、自殺志願者だと勘違いした風月に「自殺ならよそでやって」と。背中を蹴り飛ばされた。なんて酷い止め方。顔面から転んで擦りむいた痛みをきっかけに大泣きした。目の前で青年に子どものように大泣きされてしまえば風月はドン引きしつつも放っておくことはできず、人生相談を聞くこととなっていた。風月に恥も外聞もなく悩みや不安を吐き出した。そして風月はバイト先のコンビニの人手不足を解消するのに良い人材かもしれないと目を付け、仕事先を紹介した。
 風月と出会ってから、仕事も住居も見つかり、友達もできた。そして何より、自分を表す『花鳥』という名をつけてくれた。風月は自分の仕事を減らすために誘っただけ。それからのことは花鳥の努力の結果だというのに、花鳥は全て風月のおかげだと思っている。それはもう神様のような存在。恥ずかしいからやめてと叱られるがやめるつもりは一切ない。

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