柔剛 ─ じゅうごう ─

「大丈夫だ、怯えられることには慣れている」
「この大きな身体は弱き者を守るため。この鋭い牙は悪しき者を噛み砕くため。そのためにあるんだ」


■基礎情報
種族:プテラ
特性:プレッシャー
性格:おだやか
性別:男
年齢:不明
身長:187cm

一人称:俺
二人称:あんた・おまえ

■背景
 遠い昔、そのプテラは生まれた。広大な空を自由に飛び、家族や友と支え合い、愛する者と添い遂げる。その穏やかな幸せは古代や現代と時代の違いはない。プテラは心から満足して人生を終えた。そして、再び現代に蘇った。困惑している中、研究者は語る。琥珀の中にあった牙の欠片から遺伝子を生成し、己を復活させたのだと。その研究者は人間という古代にはいなかった生き物であり、とても賢い生き物であると知ったプテラは同時に人間に恐怖心を抱いた。満足して終えた生を悠久の時を越えて蘇らせようとさせるなんておぞましい。だが、それを口にすることなくプテラは人間に従って研究に協力することにした。
 復活した後、プテラは人間と同じ姿をとれるようになった。地に足をつけ、狭い窓から見上げた空は遠い。胸が張り裂けるような悲しみに襲われるくらいなら復活などしたくなかったという気持ちが強くなってきた頃、プテラはイッテツに出会った。博物館でプテラの生い立ちを知り、興味を抱いて見にきたらしい。気持ちがささくれだっているところに見世物のような扱いをされてプテラはつい尖った言葉をイッテツに投げつける。すると、イッテツはプテラの態度に気にすることなく「じゃあ飛び立てばいいじゃねえか」と。簡単に言ってみせる。じゃあ自分を外に連れ出せと返してみると、イッテツはモンスターボールにプテラを入れて望み通り外に放ったという。予想外の行動に動揺するプテラ。慌てるイッテツのポケモンたち。当然、研究所も大混乱に陥った。だが、イッテツは気にすることなく「ほら、今のうちに逃げちまえ」と。結局、そのプテラは逃げることをしなかった。研究所に戻って胸の内に抱え続けていた思いを打ち明け、それからイッテツのポケモンとして旅をすることを選んだのだ。こうして、琥珀から復活したプテラは柔剛と名付けられ新たな人生を歩むことになった。今はホウエン地方の孤島でイッテツたちと暮らし、気が向いたときに空を飛んで旅をしている。

■特徴
 自分は古代に生まれ、そして終えた存在である。その意識が強かった頃は遠い過去に思いを馳せ、今を生きている実感がなかった。それはイッテツたちと旅に出てからも続いていた。しかし、イッテツたちはそれが気に入らなかった。自分たちと一緒にいるというのに過去に引きずられてばかりというのは何事だと不満であった。なので、イッテツは柔剛を言いくるめることにした。プテラは琥珀の中にある遺伝子をもとに復元しているけれど、完全な復元ではないらしい。つまり、かつてを生きた記憶を有しているとはいえ柔剛はその記憶の主とは別個体なのではないか!と。なんて無茶苦茶なことを言うのだろうかと思った柔剛だが、イッテツたちがあまりにも必死で。それだけ今の自分と共に生きようとしてくれているのだと理解して。柔剛は古代を生きた自分を意識することをやめた。なお、そうだとしてもその身に刻まれた記憶が薄れることがないので、ふっきれた後は寝物語代わりに大昔話をするようになった。簡単に話してくれるけれど、研究者たちからすれば垂涎ものの内容だ。

■ポケモンバトル
技構成:ステルスロック・かみくだく
    ストーンエッジ・ちょうはつ

■自宅関係

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