「近う寄れ。でなければそなたの声が聞こえぬではないか」
「そなたが何かをしたところで私は動じぬ。自由にするがよい」
■基礎情報
種族:ルギア
特性:プレッシャー
性格:のんき
性別:不明
年齢:不明
身長:165cm
一人称:私
二人称:そなた
■背景
創によって生まれた世界に作られた原初の海より生まれた海神。早くに誕生していたたのだが、海底で眠り続けていたため認識されるのは遅かった。初めて世界に認識されたのは海姫の存在が知られたのは眠りから覚め、伸びをした際に翼を羽ばたかせてしまったことで大嵐が起きたから。海姫はただ長い眠りで固まった身体を解しただけだというのに咲来から物凄い剣幕で「せっかく僕が生んだ生命体が台無しになるところだったじゃん!」と。寝起き早々に叱られてしまった。それ以来、海姫がうっかりで嵐を起こし、他の生物に影響を及ぼさないようにと海底神殿を作って、海のポケモンたちに囲われるようになった。
己の強大な力を理解した海姫はこの力で過ちを犯さぬように自ら制約を課し、人の姿でいるようにした。いくら海神といえど、人の姿で海の中で生活するには不自由が多く側仕えを要した。海のポケモンたちに軽い気持ちで頼んだら連日話し合われたときはどうしたものかと困り果てたが、今は雫と眠という眷属を得てだいぶ快適に暮らしている。
■特徴
海が誕生すると同時に生まれた海姫は信仰の有無ではなく、海の存在がある限り神として力を得ることができる。世界が生まれてから海が広がり続けていることを考えれば海姫の力は衰えることなく、増していく一方なのだろう。眠りから目覚めたときに起こした大嵐を思えば、恐ろしすぎて自分の力を揮うことができない。なぜこのような力をもって生まれてしまったのかと塞ぎ込む時期があった。
海底神殿に引き籠るようになって何百何千年経ったことか。ふとした疑問として雫と眠に起こすことができるのに鎮めることはできないのかと聞かれた。その発想はなかったと目を丸めた海姫は嵐の夜、空を飛び、嵐を鎮めることを試みた。結果として、嵐を鎮めることは容易いものであった。人々が嵐の夜にルギアを見ることができると言い始めたのは、海姫が嵐を鎮めるためだけに海から出てくるようになったからだ。
■ポケモンバトル
基本的に海から出てくることがないため、ポケモンバトルというものをしたことがない。身の程知らずの者に挑まれたとしても、羽ばたき1つで40日間続く嵐を招いてしまうのだから力を揮うわけにもいかずただ見守るだけにしている。矮小な己が力では傷1つつけられないことを知り、諦めたところで海流を操り陸地まで押し流すようにしている。
■自宅関係
雫・眠『均衡を保てる眷属』
「おぬしらは眷属のくせに生意気だ。もう少し主人を敬わぬか」
神には眷属がつきもの。特に生まれながらの神として存在する海姫は身の回りのことが何もできないのだから世話をする者が必要不可欠である。海のポケモンたちは海姫の眷属に相応しいポケモンを決めるべく連日話し合った。お守りする力を備えているのは最低条件。欲がなく、従順で。神のお力を乱用されぬよう道標となる存在。果たしてそのような者が存在するのかと頭を抱えるほど理想が高かった。そして白羽の矢が立ったのは敬虔の念が深い雫と働かず惰眠を貪っていたい眠であった。
当初、海姫はあれだけ悩んでいたのに何故このような2匹が選ばれたのかと首を傾げていた。そして事情はすぐに把握される。とにかく惰眠していたい眠は面倒事を避けるためならば相手が神であろうと容赦がない。その姿は周囲が望む神があるべき姿に導くのに最適なのだ。そして誰よりも海姫を敬い仕える雫は神を正しく畏れ、正しくお仕えすることのできる貴重な存在である。生まれながらにして神として存在する海姫がこの世に生きる者にとって善であるためには2匹が良い塩梅なのだ。