何もなくていい手

どうせいつかは壊れゆく
それは形あるものの運命

どうせいつかは別れゆく
それは人たるものの運命

どれ程に守ろうとも永遠ではない
ならばこの手の中には何も無くていい

得る悦びは無いけれど
失う哀しみもまた無いのだから

(2017/04/17/BACK)