GLWの感想 ~演出,歌詞,音楽 編~



さて、今回はglorious world の好きな演出、好きな歌詞、好きな音楽を少し語ります。



まず冒頭。
みんなが布を自分に纏う姿、ローマ爺ちゃんを彷彿とさせる演出に感じて、おぉ〜と思った。
ヘタリアでは世界の頂点に立った偉大な人としてよく名前が上がるローマ爺ちゃん、その今はいないローマ爺ちゃんの欠けらを各国が受け継いでいる的な雰囲気があって好き。
布一枚でも無駄にしない演出。



世界は愛だ

スペシャルカテコを見て私が呟いたことと全く同じことをロマーノとフランスが歌ったものだから、本当にびっくりした。
びっくりしたし、なんだか嬉しかった。
もちろん、全てを「愛」の一言でまとめあげてしまうのは良くないことだし、「愛」は全ての人に優しいものであるわけではない。
けれど、確かに世界には愛があって、ヘタミュという現実の平行線の世界には「世界平和」という「世界への愛」も込められている。
だからやっぱり、世界は愛だ。



最後、『百年旅』のワンフレーズが編曲されて入ってたの、めっちゃ嬉しかった。
世界は日々変わっていくけれど、争いはやっぱり絶えないし、過去の記憶に傷つき未来に不安を抱くことも変わらない。
その中でもこれまでの百年の旅を大切にしていこうねと歌う『百年旅』は私の一番好きな曲で。
今回のフランスとイギリスは百年戦争があるくらい百年も何百年もといがみ合ってきた二人だけど、その二人だからこそ百年の間に同じ景色を旅してきた。
これまで聞いていた『百年旅』は私たちみんなのことだったけれど、今回の百年はフランスとイギリスの百年の旅を私たちが思い出を振り返るかたちで体験して共に歩んだ百年だからさらに感慨深くて、百年旅が流れた瞬間、観ていた彼ら二人の百年の旅の記憶から現実に戻ったような感覚があってグッときた。



最後に。ヘタミュの音楽を創ってくださったtakさんへ。

先日、お邪魔したある大学で映画音楽に関する講義を覗いた帰り道に、音楽によって物語の世界観が立体になっている事を感じたのはいつだろうかと考えました。
そうして思い出したうちの一つが、ヘタミュのtakさんの音楽でした。
名も無き物語である音楽に包まれてこそ、言葉という名を持つ物語は感覚としての世界観の幅をどこまでも無限に持てるのだと思っています。
FINAL LIVEを観た時、ヘタミュがたくさんの人に愛される世界となったのも、takさんが吉谷さんなるせさんと共に創った世界観だからこそだと強く感じました。
なるせさんの創った幹や枝に吉谷さんの描く花を秘めた蕾が付き、役者の皆さんが開いた花。その綺麗な花を花吹雪として遠くまで届ける音色。
ヘタミュに渡されたtakさんの音楽に、そんな風な印象を持っています。
その花吹雪が、桜吹雪が、私はとても大好きです。
これからもずっと大切に聞いていきます。
本当に、ありがとうございました。



2024/09/10



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