手塚治虫の新作をAIを使って作ったというニュースを見ての、怒り
2023/12/27
どうしようね、感情ぜんぶが大暴れしてる、言葉は大切に丁寧に扱おうといつもいつも心がけてるはずなのに、頭ん中が暴言だらけだよ、ほんとに、どうしよう、蛇口から溢れ出すなんてもんじゃない、一瞬で蹴っ飛ばされて蛇口壊されちゃったらしくて、って、すごい、なんか私、めちゃくちゃ怒ってるみたいだ。
死ねって言葉が大嫌いだ。
軽々しく使う人に心を預けて背中を向けることはできないと思って生きてきた。たとえ冗談であっても簡単にそれを口にする人に、自分の心を砕くことはできないと感じた。生きて死にゆく命を尊く思っているから、一度も人に言ったことがない。もちろん、他の生き物にも。
初めて、反射的に頭の中で言ってしまった。
AIなんか死ね。って。
だけどさ、次の瞬間、笑っちゃった。
死なないんだよ、AIって。
それってつまりね、命がないってことなんだ。
ほんと、ゆるせないよ。
心はどうしたの、魂はどうしたの、私にはもう、そんなの、墓荒らしの所業にすら思えてきてしまって。
AIに作らせたものに、魂はあるの?
アイツらに、命はあるの?
生きて死にゆく命が、儚く強く愛おしい命があるの?
時に血と汗で絞られる心が、時に想像と手を取って踊る心が、AIにあるの?
合理、効率、論理、そんなものに踊らされて、人はどんどん心を忘れていく。
時間を溶かして優しさでよそって働いた手でそっと渡される母のご飯で育ってきたのが人だよ。
そこにあるのは合理でも効率でも論理でもない、その全てを蚊帳の外に放ってずっとそこにある心だ。
一応言っておくけれど、ここでいう母とは血の繋がりのことではない、何かを繋げていく何かを生み出していく存在のこと。
つまりは人の魂のこと。
それを、AIができるかい?
無理だね。
合理、効率、論理、それらの権化がAI、そもそもAIなんて、それらを求めた人間の欲が生み出したものなんだ。
情緒や感情は全く含まれていない。
本当に、悲しいよ。
お願いだから、AIに心を感じる、なんて。
ふざけないで。
AIはAIなんだ。
Artificialなんだよ。
AIの心は自然のものではないの。
生きてないんだよ!!!
【追記】2024.2.8
このニュースを見た時、30分ほど自室で放心し、その後1時間弱 母と妹に怒りを説明し、やけ食いした。
食べ物に乱暴なんてしたくなかったな。
自室に戻って少し落ち着いて我に返ると、何かに耐えられず泣いた。
暴れる怒りと本気の悲しみ。
何度でも考えるだけで新鮮な怒りが湧く。
怒りは悲しみの終点。
いくら納得しようとも、尊き心への冒涜にしか思えなかった。
納得などするものか。
表現は魂、心を与えて生まれくる命。
それを、命すら持たないものに預けるのか。
ふざけるな。
人の魂は大切にしてくれよ………家族なんだろう……
HOME