魔法使いの約束は山の奥の洞窟。
色んなものがあって、
どこまで行っても
先があるような気がするし
突然終わりに出会う気もする。
暗くてよく見えないため、
いつも小さな灯りを頼りに手探りで行く。
少しひんやりした独特の香りがする。
浸る時は数日間ずっと
その洞窟の中にいることもある。
魔法使いたちは鉱石。
色とりどりの色をしていて、
触り心地もサイズ感も重さも
密度も湿度もバラバラ。
ただとてつもなく綺麗で
神秘的なことだけはどれも同じ。
お気に入りは、
湿っていてひんやりしてるけど
秋の香りがするそこそこ重い鉱石と、
冬の夜の海の
心地いい冷たさの香りがする
一番くらいに重い鉱石。
どちらも空色や海色をしている。